橿原市ソーラーシステム等の設置基準に関する要綱

平成26年4月1日より、「橿原市ソーラーシステム等の設置基準に関する要綱」を実施しています。

「ソーラーシステム等」とは、太陽光を利用した発電を行うシステムをいい、太陽熱温水器を含みます。
また、屋根に設置するもののほか、地上に設置するものも対象となります。

各法令に基づき、設置が禁止される区域と、設置が可能なA区域・B区域・AB以外の区域を設定しています。
設置が可能な区域において申請や届出が必要な場合は、区域ごとの設置基準へのご協力をお願いします。
該当する区域や法令につきましては、以下の図面でご確認いただくか、担当課までお問い合わせください。

（注意）令和4年4月1日よりA区域が一部追加されました。（神宮・飛鳥沿道景観保全エリア）

A区域（要綱第3条第1項第1号）

1. 周辺の景観と不調和にならないもので、原則として屋根材と一体型であること。
2. やむを得ず既設の屋根に設置する場合は、厚みが少なく屋根と一体的に見えるものにすること。
3. パネルの色は、光沢を抑えた黒色、濃紺色又は濃灰色とすること。
4. 外枠（カバー）の色は黒色を基調とすること。
5. 勾配屋根に設置する場合は、屋根からの突き出しがないようにし、かつ、屋根との隙間が生じないようにできるだけ密着させること。
6. 陸屋根に設置する場合は、パネルの最上部ができるだけ低くなるようにし、パラペットを超える場合は、目隠し等の修景をはかること。

B区域（要綱第3条第1項第2号）

1. 厚みが少なく屋根と一体的に見えるものにすること。
2. パネルの色は、光沢を抑えた黒色、濃紺色又は濃灰色とすること。
3. 外枠（カバー）の色は黒色を基調とすること。
4. 勾配屋根に設置する場合は、屋根からの突き出しがないようにし、かつ、屋根との隙間が生じないようにできるだけ密着させること。
5. 陸屋根に設置する場合は、パネルの最上部ができるだけ低くなるようにし、パラペットを超える場合は、目隠し等の修景をはかること。

AB以外の区域（要綱第3条第1項第3号）

1. 勾配屋根に設置する場合は、屋根からの突き出しがないようにし、かつ、屋根との隙間が生じないようにできるだけ密着させること。
2. パネルの色は、光沢を抑えた明度・彩度の低い色とすること。

設置が禁止される区域はありませんが、申請や届出が必要な場合は、設置基準へのご協力をお願いします。
なお、橿原市は市内全域が景観計画区域であり、風致地区等とも重複して指定されている形です。
風致地区等の手続きが不要でも、景観計画の手続きは必要となる場合がありますので、ご注意ください。

1. パネルの色は、光沢を抑えた黒色、濃紺色又は濃灰色とすること。
2. 架台及び外枠（カバー）の色は、黒色を基調とすること。