藤原京とは
藤原京(ふじわらきょう)は、今から約1300年前に中国の都城を参考して造営された日本で初めての本格的な都です。藤原京の大きさは、南北約4.8キロメートル、東西約5.2キロメートルと非常に広く、京域のほぼ中央には、政治の中枢機関であり、天皇が住んでいた藤原宮がおかれました。宮殿が京の中心に在るのは他の都城と異なる藤原京の特徴です。
藤原京は、東西南北に張り巡らされた道路によって街並みが碁盤目状に区切られ、その中に多くの寺院や役所のほか、市場や役人、庶民の住宅や寺院などが計画的に配置されていました。人口は約3万人と推定されています。藤原宮では初めて屋根に瓦を葺きました。200万枚もの瓦が使われたようです。これは法隆寺の瓦の約100倍というものです。
藤原京の大きさを現在の地図で説明すると、北は近鉄橿原線新ノ口駅、南が近鉄橿原神宮前駅から100メートルほど南の地点、東は桜井市内、西は畝傍山の西側という範囲になります。大和三山がすっぽりと藤原京の中に入っていたわけです。さぞ、美しい風景だったことでしょう。
関連リンク
アクセスマップ ACCESS MAP
奈良県橿原市醍醐町
項目 | 手段 | 時間 |
---|---|---|
近鉄 耳成駅 | 徒歩 | 約30分 |
JR 畝傍駅 | 徒歩 | 約30分 |
近鉄 畝傍御陵前駅 | 徒歩 | 約30分 |
コミュニティバス 橿原市藤原京資料室前 | 徒歩 | 約4分 |
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観光政策課
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更新日:2023年03月31日