日ごろからの備え
災害はいつ発生するかわかりません。ですから、日頃から災害に対する備えが必要です。何ができるのかを考えて、できることから実行しましょう。
家族への連絡手段などを確認
家族が離ればなれになったときの連絡手段を確認しておきましょう。
災害時には電話が繋がりにくくなるので、災害用伝言ダイヤルなどが有効です。
災害用伝言ダイヤルの利用方法 (PDFファイル: 292.0KB)
災害用ブロードバンド伝言板(NTT西日本のページへ)(外部リンク)
非常持出品などを確認
万一のとき、すばやく避難できるように、日ごろから非常持出品の準備をしておきましょう。持出品を欲張りすぎると避難時に支障が生じます。およそ10~15キログラムを目安に災害復旧までの数日間(最低3日間)は自足できるよう非常持出品を確保しておきましょう。
家族構成などを考慮し、必要となる物資の種類・数量を確認しましょう。
非常持出品
- 携帯ラジオ
- 懐中電灯
- 乾電池
- 貴重品
- 現金
- 預貯金通帳、印鑑
- 免許証
- 権利証書、健康保険証
非常食品
- カンパン・缶詰
- 栄養補助食品
- ドライフーズ
- ミネラルウォーター、水筒
- プラスチックか紙の皿、コップ
- わりばし
- 缶切り、栓抜き
- 離乳食
- 粉ミルク
- レトルトのおかゆ
応急薬品
- ばんそうこう、包帯
- 傷薬、胃腸薬
- 目薬、消毒薬
- 鎮静剤、解熱剤
- 常備薬
その他の生活用品
- 下着・上着・靴下など
- 軍手、タオル
- ティッシュペーパー
- ウエットティッシュ
- 雨具
- ライター
- ビニール袋
- 生理用品、紙おむつ
非常備蓄品
備蓄品は避難したあとで、安全を確認して自宅へ戻り、避難所へ持ち出したり、自宅で避難生活を送る上で必要なものです。
非常食品
- カンパン
- 缶詰やレトルトのおかず
- アルファ米、レトルトのごはん
- ドライフーズ、インスタント食品
- 梅干、チョコレート、アメなど
- 栄養補助食品
- 調味料
- 飲料水(ミネラルウォーター)
- その他生活用品
生活用水
- 毛布、寝袋
- 洗面用具
- ポリ容器、バケツ
- なべ、やかん
- 乾電池
- トイレットペーパー
- 使い捨てカイロ
- ロウソク、さらし
- ロープ、バール、スコップ
- ドライシャンプー
- 新聞紙、ビニールシート(燃料、防寒、穀物、雨よけ)
- 布製ガムテープ(整理、止血、ガラスの補修)
- キッチン用ラップ(止血、汚れた皿に被せる)
- ペットフード
- 自転車
家の中と外の安全チェック
家具の転倒などによって、怪我をしたり屋外への避難ができなくなる危険があります。家具の配置換え、転倒防止またガラス飛散防止などの安全対策をとりましょう。
また、昭和56年5月31日以前の旧建築基準で建てられた木造住宅にお住まいのかたは耐震診断を受けて耐震性を確認しましょう。
ワンポイント
1人に1個の非常袋を用意する。
非常持ち出し品の準備に家族全員が参加すれば、防災意識が高まり、必要なものを入れ忘れることもありません。また、みんなが分担して持てば重量も軽くできます。
非常袋は何箇所かに分散して保管する。
家具が倒れたような場合、非常袋が取り出せなかったり、中のものが使えなくなったりするケースも考えられます。庭やベランダなどにも、分散して保管しておきましょう。
車のトランクに非常袋を入れておく。
車を運転しているときに地震が起こることもあります。また、家が倒壊したような場合にも、取り出して使える利点があります。
「わが家の防災の日」を決めて中身を点検する。
半年に1回程度、定期的に中身をチェックし、期限切れのものは入れ替えましょう。あらかじめ”我が家の防災の日”を決めておくと忘れずにすみます。
マイ・タイムラインの作成
マイ・タイムラインとは、災害に備えて自分自身がとるべき行動を、あらかじめ時系列に整理し、取りまとめる避難行動表です。
急な判断が迫られる災害発生時、自分自身の行動のチェックリスト、また判断のサポートツールとして役立ちます。
橿原市洪水ハザードマップを確認しながら、作成してみましょう。
この記事に関するお問い合わせ先
危機管理課
奈良県橿原市八木町1-1-18(市役所本庁舎)
電話:0744-21-1104
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更新日:2025年02月18日