中曽司遺跡

更新日:2023年03月28日

ページID: 3923

(なかぞしいせき)

中曽司遺跡の調査が行われている様子を全景で写した写真

中曽司遺跡は、橿原市の西北部、曽我川の右岸に位置し、明治・大正年間より採集資料を中心に紹介されています。1966年(昭和41年)に奈良県立橿原考古学研究所が行った試掘調査により、近鉄真菅駅より西方約200メートルに位置する宗我都比古神社(そがつひこじんじゃ)を中心に、東西200メートル、南北300メートルに広がる遺跡として紹介されています。その後、橿原市教育委員会により数次にわたる調査が実施され、弥生時代前・中・後期をはじめ古墳時代前期までの遺構と土器、石器、木製品(鍬(くわ)・杵(きね))などの遺物が多量に出土しています。1987(昭和62年)年度の調査では、宗我都比古神社の北側において幅1メートル、深さ0.5メートルを測る溝より全国的にもめずらしい家屋が描かれた絵画土器が出土しました。

土器、石器、鍬・杵などの遺物が出土した中曽司遺跡の状況を写した写真

土器出土状況

中曽司遺跡から出土した弥生時代中期の土器が12個並べられた様子を写した写真

中期土器

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

文化財保存活用課
奈良県橿原市川西町858-1(歴史に憩う橿原市博物館内)
電話:0744-47-1315
お問い合わせフォーム

みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか?
このページは見つけやすかったですか?
このページは役に立ちましたか?
その他、このページに関してご意見がありましたらご記入ください。
橿原市からの回答が必要な場合は、直接担当課へ連絡されるか、問合せメールフォームでお願いします(こちらに入力されても回答できません)。また、住所、電話番号などの個人情報はこちらには入力しないでください。