おふさ観音
寺のある地名と合わせて「小房(おふさ)観音」と呼ばれていて、正式名は高野山真言宗別格本山観音寺といいます。
本尊である十一面観音は、もともと身体に健康を授けると言われていましたが、近年ではそれ以外に厄除け、子授け、長寿と老人病封じを願う人々が多く訪れるようになり、大和ぼけ封じ霊場会の札所にもなっています。
江戸時代にこの辺りは大きな池でがあり、ある日、土地の娘「おふさ」さんが池のほとりを歩いていると、観音様が現れたというのです。この「おふさ」さんが、観音様を奉られたのが、お寺の起源だとも言われています。
春と秋には、「バラまつり」が開催されイングリッシュローズを中心に約3,800種類のバラが可憐に、優雅に咲き競い、夏には、風鈴の涼しい音色が厄を払うという仏教伝来の思想から、「風鈴まつり」が開催され、2,000個を超える日本各地の風鈴が展示されます。毎年7月17日に開かれる「夜まつり」では、ランプのあかりで風鈴が照らされる幻想的な光景を楽しむことができます。また円空庭の奥へと歩を進めると、その先に「茶房おふさ」があります。大正4年に建てられた御殿造りの茶室は、日々のあわただしさから開放された空間となるでしょう。
四季折々に表情を変える庭園を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
歳時記 |
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花だより |
5月中旬~6月下旬 ・10月中旬~11月下旬 バラ |
アクセスマップ ACCESS MAP
奈良県橿原市小房町
項目 | 手段 | 時間 |
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JR 畝傍駅 | 徒歩 | 約8分 |
近鉄 八木西口駅 | 徒歩 | 約13分 |
近鉄 畝傍御陵前駅 | 徒歩 | 約14分 |
コミュニティバス かしはら万葉ホール | 徒歩 | 約5分 |
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更新日:2023年10月20日