温室内の植物について
放蝶温室では、チョウ以外でも華麗な花や植物など、名脇役がいます。ここでは、温室内にどんな名脇役がいるかご紹介します。

アリストロキア・ギガンティア(ウマノスズクサ科)

温室内に入ると奇妙な大きな花を咲かせたギガンティアが皆さんを迎えてくれます。
ベニヒモノキ(トウダイクサ科)

たくさんの毛虫のような特徴的な紅色の花がたれ下がっていると驚きです。
トックリヤシモドキ(ヤシ科)

本当に南の島にいるような感覚にさせるトックリのようなヤシが群生しています。
アダン(タコノキ科)

葉に鋭いトゲを持ち、パイナップルに似た黄色い果実を実らせます。
ブーゲンビレア(オシロイバナ科)

シロオビアゲハなど、ピンク色の花に吸蜜に来ていますが、よく見ると花は小さな3つの白いところです。
ツンベルギア・エレクタ(キツネノマゴ科)

地味ですが、青紫色のラッパ状の花を咲かせ、私たちの目を楽しませてくれます。
ヒカゲヘゴ(ヘゴ科)

大型のシダの仲間で多湿を好み、高さは10メートルにもなります。
オオタニワタリ(チャセンシダ科)

樹林や岩などの着生するシダで新芽は食用として天ぷらやチャンプルとして食べられます。
ハイビスカス(アオイ科)

真っ赤な大きな花を咲かせ、そこにツマベニチョウやシロオビアゲハが吸蜜に来ています。
モクセンナ(マメ科)

黄色い花を咲かせますが、キチョウの幼虫が葉を食べて丸坊主にしていることがあります。
ヤエヤマヒルギ(ヒルギ科)

池の中に干潟に生えるマングローブの一種を植えています。
インドゴム(クワ科)

かつては輪ゴムなどの天然ゴムの原料でしたが、現在は観賞用となっています。
ホウオウボク(ジャケツイバラ科)

熱帯地方では街路樹として植えられ、夕方に上段から見るとチョウたちがぶら下がって寝ています。
お花横丁

ランタナ(クマツヅラ)やペンタス(アカネ科)などのチョウの好む花の鉢があります。
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更新日:2023年03月28日