河川の水質改善の取り組み状況について
よみがえった大和川
大和川の水質は、昭和40年代の高度成長期には非常に悪化した状態でしたが、流域の関係機関と住民の方々が連携・協働した取り組みを進めてきた結果、平成20年以降、魚が住むことができる水質の環境基準値を十分に満たすなど、著しく水質が改善されています。
〇 大和川の水質の推移
大和川の昭和60年頃と令和3年度の水質比較マップ (PDFファイル: 890.5KB)
これまでの水質改善の取り組み
水質が悪化していた大和川の支流である飛鳥川の水質を改善すべく、平成6年に飛鳥川の流域市町村(明日香村、橿原市、田原本町、三宅町、川西町)で構成する「飛鳥川流域生活排水対策推進会議」を設立し、各家庭でできる台所排水対策などの啓発活動や、河川の清掃活動などを実施してきました。
その結果、大和川同様に悪化していた飛鳥川の水質も環境基準値を十分に満たし大幅に改善されています。
飛鳥川の水質の推移データ (PDFファイル: 46.6KB)
飛鳥川流域の河川パトロール
河川の清掃活動
飛鳥川の水質改善啓発用の看板
小学校での「水の大切さ」出前講座
駅前での水質改善街頭キャンペーン
家庭の廃食用油の回収
廃食用油の回収実績データ (PDFファイル: 235.0KB)
今後の活動について
大和川・飛鳥川の水質が改善され環境基準を十分満たすまでに復活し、設立当時の目的を達成したことから、「飛鳥川流域生活排水対策推進会議」については令和5年度末をもって終了します。
橿原市としては、大和川流域の市町村で構成される「大和川水環境協議会」などにおいて、これまでの活動を継続し大和川・飛鳥川の水質改善及び良好な水質の維持に努めていきます。
この記事に関するお問い合わせ先
環境政策課
奈良県橿原市八木町1-1-18(市役所本庁舎)
電話:0744-47-3511
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更新日:2024年01月30日