クビアカツヤカミキリにご注意ください
クビアカツヤカミキリとは

中国や朝鮮半島に分布する外来種のカミキリムシです。2018年1月に特定外来生物に指定され、飼育、保管、運搬、輸入、野外への放出等が原則禁止されています。
- 幼虫は、4~10月頃に樹木内部を摂食し、大量のミンチ状のフラス(木くずとフンの混合物)を排出しながら2~3年過ごし、5~8月頃に成虫となって樹木の外に現れます。
- 成虫は、体長2.5~4センチ、全体的に光沢のある黒色で、胸部(首部)が赤色であるのが特徴です。
クビアカツヤカミキリ(チラシ) (PDFファイル: 1.1MB)
サクラなどで被害が
クビアカツヤカミキリは、サクラ・梅・桃・スモモ等のバラ科樹木を食害し、樹木を衰弱・枯死にいたらしめる害虫です。

クビアカツヤカミキリの被害を受けているサクラ
橿原市内でクビアカツヤカミキリの被害木が確認されています
令和3年9月に橿原市内でクビアカツヤカミキリの被害木が初確認されました。
令和4年6月には成虫も初確認されました。
令和5年も橿原市内で多くの被害報告があり、被害拡大が懸念されます。
下記の【クビアカツヤカミキリの対処方法】をご確認いただき、ご対応いただきますようお願いします。
クビアカツヤカミキリの対処方法
- サクラなどの樹木の下に大量のフラスや、脱出孔を見つけた時は、ホームセンター等で販売されているクビアカツヤカミキリに効果のある殺虫剤を穴に噴霧してください。
- フラスが出ている穴付近の樹皮をマイナスドライバー等で剥がすと幼虫が見つかることが多いです。
- 幼虫、成虫を見つけた時は、その場で捕殺してください。
- 被害木は、伐倒するか、薬剤注入、樹幹部にネットを巻き付ける等の対策が必要です。


この記事に関するお問い合わせ先
農政課
奈良県橿原市東竹田町1-1(リサイクルプラザ「リサイクル館かしはら」)
電話:0744-21-1213
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更新日:2024年07月30日