大和三山とは
大和三山(やまとさんざん)とは、橿原市に位置する香具山(かぐやま)・畝傍山(うねびやま)・耳成山(みみなしやま)の三山をいいます。平成17年に名勝指定されました。そして、大和三山に囲まれるように、日本で初めての本格的な都であった藤原京の藤原宮跡(ふじわらきゅうせき)があります。
万葉集では、中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)が大和三山の争いを詠んだ有名な歌が残されています。
「香具山は 畝火ををしと 耳梨と 相あらそひき 神代より 斯くにあるらし 古昔も 然にあれこそ うつせみも 妻を あらそふらしき」
- 全訳1
香具山は 畝傍山をいとしいとして 耳成山と相争った。 神代から こうであるに違いない。 いにしえも そうだったからこそ 今の世の人も 妻を 取りあって争うらしい。 - 全訳2
香具山は 畝傍山を男らしい者として 古い恋仲の耳成山と争った。 神代から こうであるらしい。 昔も そうだからこそ 現実にも 愛するものを 争うらしい。
大和三山の自然は美しく、ウォーキングや眺望を楽しむ人がたくさん訪れます。
香具山
畝傍山
耳成山
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更新日:2023年03月28日