令和8年6月市長コラム
雨がもたらす恵みと災害への備え
今年度も早いもので 2 か月が過ぎました。梅雨の空はどこか曇りがちですが、その一方で、街角や庭先では紫陽花が色鮮やかに咲き、私たちの暮らしに潤いをもたらしてくれます。
今年、奈良県では記録的な少雨により渇水が深刻化し、21 年ぶりとなる給水制限が実施されました。普段は当たり前に使っている「水」が、私たちの暮らしを支える大切な資源であることを改めて実感された方も多かったのではないでしょうか。梅雨の雨が、田畑やダムに恵みをもたらしてくれることを期待する一方で、災害への備えを改めて考える時期でもあります。
昨年 6 月を振り返りますと、全国各地で線状降水帯の発生や梅雨前線の停滞により、記録的な大雨が相次ぎました。県内でも道路冠水が発生し、身近な場所でも浸水被害が起こっています。特にアンダーパスや低い土地では短時間で冠水する危険があり、「これくらいなら大丈夫」という油断が思わぬ事故につながる場合があります。また、大雨による土砂崩れや通行止めも発生いたしました。梅雨時期を迎える今こそ、日頃から危険箇所や避難経路を確認しておくことが大切です。
本市におきましても、防災・減災対策を進めておりますが、災害から命を守るためには、市民の皆様一人ひとりの日頃からの備えが何より重要です。この機会に、ハザードマップや避難場所、避難経路の確認に加え、非常持出品や家庭内での連絡方法などについても、ご家族で話し合っていただければと思います。
橿原市では、全国で最も早くスマートフォンから GPS 位置情報を用いて、その場の危険度と適切な安全確保行動がすぐにわかる仕組みを導入しております。ご自身や大切なひとの命を守る行動につなげていただければと思います。
梅雨の時期は、突然の大雨に見舞われることもあります。いざという時に落ち着いて行動できるよう、地域やご家庭で防災について話し合い、日頃から備えを進め、安全・安心なまちづくりにつなげてまいりましょう。
スマホで確認!今いる場所の浸水深とスマホの遷移画面
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更新日:2026年06月01日