沼山古墳

更新日:2023年06月15日

ページID: 13991

(ぬまやまこふん)

沼山古墳(ぬまやまこふん)は、岩船の東に位置する独立した丘陵の頂部に築かれた、6世紀後半頃の円墳です。墳丘規模は直径約18メートル、高さ約5.5メートルを測り、埋葬施設は横穴式石室です。
横穴式石室は右片袖式で、全長約9.5メートル、玄室長約5メートル、幅約3メートル、高さ約5.3メートル、羨道長約4.5メートル、幅約1.8メートルを測ります。玄室高が5.3メートルと非常に背が高いことが特徴です。同様の横穴式石室をもつ古墳としては、高市郡高取町の乾城古墳(かんじょうこふん)があげられます。
沼山古墳が築かれた独立丘陵は、白橿近隣公園として整備されており、沼山古墳も現地で見ることができます。

右片袖式で、玄室高が非常に高いことが特徴である、沼山古墳の横穴式石室を写した写真

横穴式石室

5.3メートルもの玄室高を誇る沼山古墳の玄室内部を写した写真

玄室内部

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