アサギマダラと出会おうin今井町!

更新日:2024年07月31日

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今井町では、以前からアサギマダラの飛来復活を目指してフジバカマの育成を試みています。

今井町の西側には復元された環濠があり、その中では様々な動植物が生息しています。この自然環境を活かし、今井町にアサギマダラを呼ぶためフジバカマの育成をする試みを始めました!

アサギマダラとは?

アサギマダラ

アサギマダラとは海を越え長距離の旅をする渡り蝶です。羽を広げると10センチほどの大きさになる蝶で、羽に淡い浅葱色(あさぎいろ)の模様があることから、この名前が付けられています。

日本や台湾、韓国などに生息しており、春に北上、秋には南下しながら旅をしていきます。

そんなアサギマダラの生態については、まだまだ分からないことが多く、どうやって海を越えるのか、越えるほどの体力はどこに蓄えているのか、はっきりと解明されていません。中には2000キロ以上飛んだ記録もあるそうです。

↓アサギマダラの動画はこちら!

フジバカマとは?

フジバカマ

フジバカマは「秋の七草」の一つで、万葉集にも詠われているほど古くから人々に親しまれてきた植物です。夏の終わり頃から秋の初め頃に、茎の先端に直径5ミリほどの小さな花を房状に多数咲かせます。

しかし現在、日本には自生に適した環境が少なくなってしまい、絶滅危惧種となっています。

アサギマダラとフジバカマの関係性

そんなアサギマダラとフジバカマの間には切っても切れない関係があります。フジバカマの花の蜜に含まれる物質がアサギマダラにとって必要不可欠なものだからです。それはメスを誘うフェロモンを作るために必要であり、摂取しなければ交尾ができません。

そのため、フジバカマにはアサギマダラのオスが寄ってきます。

アサギマダラ飛来までの道のり

アサギマダラと出会うため、フジバカマの育成に奮闘する様子を載せていきます!

現在、この取組にご協力して頂ける方を募集しております!

ご協力して頂ける方は花壇横にあるホースで自由に水やりして頂けます。

みなさんでフジバカマの花を咲かせて秋にアサギマダラの飛来を迎えませんか?

ご興味がありましたら下記までご連絡ください!

〇連絡先〇

今井町並保存整備事務所

電話:0744-29-7815

この記事に関するお問い合わせ先

今井町並保存整備事務所
奈良県橿原市今井町1-10-9
電話:0744-29-7815
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