木造大日如来坐像

更新日:2023年03月28日

ページID: 3933

(もくぞうだいにちにょらいざぞう)

【県指定文化財】

木造大日如来坐像の詳細
所在 十市町正覚寺
品質・形状・寸法など
  • 桧材・寄木造・漆箔・彫眼
  • 頭上に宝冠を戴く。智拳印を結び、右足を結跏趺坐する。
  • 像高152.0センチメートル、髪際高さ118.5センチメートル、臂張89.2センチメートル、膝張117.0センチメートル
年代または時代 平安時代末期

明治の神仏分離までは十市御県坐神社の神宮寺大日堂の本尊でした。半丈六の大きさにふさわしい安定感に富む像容にまとめられており、穏やかな表情や彫りの浅い控えめな衣文線、抑揚の少ない体つきなどは平安末期(12世紀後半)の保守的な作風を示しています。

橿原市周辺に伝わる大日如来の中でも、本像は正蓮寺の大日如来坐像と並ぶ大作で、平安末期の県内の大日如来を代表する優品として価値が高いものです。

(注意)現在は一般公開されておりません。

冠をかぶり手を組みあぐらをかいている大日如来坐像の写真

木造大日如来坐像

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奈良県橿原市川西町858-1(歴史に憩う橿原市博物館内)
電話:0744-47-1315
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