木造阿弥陀如来坐像

更新日:2023年03月28日

ページID: 3931

(もくぞうあみだにょらいざぞう)

【市指定文化財】

木造阿弥陀如来坐像の詳細
指定年月日 昭和56年3月31日
所在 五条野町887-1 正楽寺(浄土宗)
品質・形状・寸法など
  • 材・寄木造・漆箔(後補)
  • 蓮華座(後補)の上に結跏趺坐し、両手を定印に結ぶ。
  • 像高87.3センチメートル、面長15.3センチメートル、面巾17.1センチメートル、胸厚25.7センチメートル、腹厚28.2センチメートル、膝高(左)13.8センチメートル(右)15.2センチメートル、膝張71.6センチメートル、膝奥50.0センチメートル
年代または時代 鎌倉時代後期

伏目がちで、目鼻を小振りにあらわし、おだやかな表情をよくあらわしています。面相や胸などには肌の質感がよく表出されており、衣文は力強く刻まれており、写実的に表現されておいます。浄土宗寺院通有の阿弥陀如来坐像の中でも、その保存はきわめて良好で、かつ全体の均整もよくとれており、時代の特色をよく発揮した作品として貴重な存在と言えます。

蓮の花の上で座禅を組む阿弥陀如来像の写真

木造阿弥陀如来坐像

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文化財保存活用課
奈良県橿原市川西町858-1(歴史に憩う橿原市博物館内)
電話:0744-47-1315
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