百人一首絵馬

更新日:2023年03月28日

ページID: 3773

(ひゃくにんいっしゅえま)

【市指定文化財】

百人一首絵馬の詳細
員数 14面
形状・寸法など

板絵着色、扁額形式

  • 第1面~第2面・第5面~第14面/縦46.0センチメートル、横182.0センチメートル(枠共)
  • 第3面~第4面/縦45.1センチメートル、横94.0センチメートル(枠共)
年代または時代
  • 江戸時代末期
  • 1846年(弘化3)

百人一首絵馬で今日知られる限りでは、京都高雄山神護寺蔵の1707年(宝永4)が最も古いものですが、完形のものは極めて少なく、年代は1世紀以上も新しくはなりますが、本絵馬はまとまって遺されており、完全に近い姿であることに大きな意義があるといえます。
絵馬は、14面からなっており、牟佐坐神社(むさにいますじんじゃ)拝殿の四周に掲げられていたものです。画師は南岳で、箱屋儀兵衛以下6人が世話人となり、氏子中が寄って奉納したもので、氏子の名も人数も知ることができます。
南岳はおそらく三輪南岳英念ではないかと思われます。その伝記について詳しくはわかりませんが、天保年中の画家南岳の絵は、ほかに見瀬八幡宮(みせはちまんぐう)に百人一首絵馬、中曽司磐余神社(なかぞしいわれじんじゃ)の三十六歌仙絵馬があります。

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奈良県橿原市川西町858-1(歴史に憩う橿原市博物館内)
電話:0744-47-1315
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