大和国十市郡之内上品寺村検地帳
(やまとのくにとおいちぐんのうちじょうぼんじむらおんけんちちょう)
【市指定文化財】
員数 | 1冊 |
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形状・寸法など | 紙本墨書、袋綴、楮紙、表紙とも紙、紙数98枚 縦27.7センチメートル、横20.3センチメートル |
年代または時代 | 1595年(文禄4年) |
検地は、始め各領主が個別的に行って、一定の方式をとってはいなかった。豊臣秀吉の代になると、村毎に小字名、田品、面積、収量、作人名が列記された「検地帳」が作成されました。これによって領下各郷村の土地と農民を掌握できるようになったのです。
1595年(文禄4年)豊臣秀吉の重臣増田右衛門尉の指揮に属した佐治彦左衛門の調査により、土地面積合計25町7段余、収穫352石を計上した土地性のすぐれた上品寺村のことがわかります。歴史的意義のある検地帳でありますが、大和では特に文禄四年の検地帳を重視しています。
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更新日:2023年03月28日