上田家住宅

更新日:2023年06月15日

ページID: 3945

(うえだけじゅうたく)

【重要文化財】

上田家住宅の詳細
所在地 今井町
建築年代 18世紀中期?
構造形式 桁行13.0メートル、梁間11.0メートル、一部2階、入母屋造 西面および庇付本瓦葺

大工町筋の南側に位置し、西面にも道があって角地に建っています。当家は、葛下郡片岡新助の子孫で、1570年(元亀元年)に今井に移住したといわれ、今西・尾崎氏とともに惣年寄(そうどしより)を勤める傍ら、屋号を「壷屋」と称し、江戸時代初期には酒造業も営んでいました。1635年(寛永11年)には有力商家とともに「今井札」を発行する程、優れた経済力を持っていました。道路境より後退して建て、入口を西側に設けるかわった構造となっています。主屋は平入りで、2階の軒は低く、内部は北側に土間、南側は整形6間取りとなっています。今井町での上層町家が発展していたことを示す好例とみられます。

道路境より後退して建て、入口を西側に設けるかわった構造をした上田家住宅を斜め方向から写した写真

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