豊田家住宅
(とよだけじゅうたく)
【重要文化財】
所在地 | 今井町 |
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建築年 | 1662年(寛文2) |
構造形式 | 桁行12.0メートル、梁間11.7メートル、一部2階、入母屋造、南面および北面庇付本瓦葺、西面下屋付属桟瓦葺 |
豊田家は御堂筋の称念寺に向かい、やや西寄りに位置しています。屋号を「紙八」と称し、江戸時代末期頃分家移住しましたが、もとは材木商牧村清右衛門の所有で、「西の木屋」の屋号を持ち、福井藩の蔵元を勤めた豪商でした。今もその屋号を示す「木」が正面上部の壁に残っています。当家の解体修理の際に、鬼瓦の刻印から建築年代が明らかになっています。屋根は入母屋造の本瓦葺で、軒は高く、2階軒は出桁(でげた)造りとなっていて、豪壮な外観となっています。内部は、東側が土間とシモミセで、居間部は整った6間取りです。建築年代も古く、納戸構(なんどがまえ)など、各所に古式の手法が残っています。
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更新日:2023年03月28日