入鹿神社本殿

更新日:2023年03月28日

ページID: 3767

(いるかじんじゃほんでん)

【市指定文化財】

入鹿神社本殿の詳細
所在地 小綱町
建築年代 17世紀初期
見出しセル 一間社春日造、桧皮葺、西面

当社は廃普賢寺(はいふけんじ)の東南部の一段高い所に西面して建ち、もとは同寺の鎮守社であったようです。祭神は素戔鳴尊(すさのおのみこと)・入鹿大臣の両柱を合祀しています。一間社春日造(いっけんしゃかすがづくり)で、基壇上に建ち、土台を3段に重ねて高くしていますが、下2段は後の時代のものです。身舎(しんしゃ)は丸柱上に三ツ斗(と)を組み、背面を除く頭貫(かしらぬき)桁間に蟇股(かえるまた)を入れています。蟇股の形式が中世風の面影を残していますが、全体的には江戸初期頃の建立と考えられます。

木立の中に赤い鳥居がある小さな本殿の写真

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奈良県橿原市川西町858-1(歴史に憩う橿原市博物館内)
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