瑞花院本堂
(ずいけいいんほんどう)
【重要文化財】
所在地 | 飯高町 |
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建築年 | 1443年(嘉吉3年)上棟 |
建造形式 | 桁行五間、梁間五間、一重、寄棟造、向拝(ごはい)一間、本瓦葺 |
当寺はもと、吉楽寺(きちらくじ)といい、1443年(嘉吉3)の棟木(むなぎ)銘があり、建立年代が明らかです。平面は正方形を呈し、方五間の寄棟造(よせむねつくり)で正面に向拝(ごはい)がつきます。修理棟札や半解体修理の調査から今日まで仏壇廻りや床、須弥壇(しゅみだん)の作り替えなどが行われたことが明らかになっています。橿原市周辺には、これらの形式をふまえた本堂が多く残っている中でも、時代も古く、また多くの瓦にこの時代の刻銘(こくめい)もあることが大きな特徴といえます。

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更新日:2023年03月28日