順明寺表門
(じゅんみょうじおもてもん)

【市指定文化財】
所在地 | 今井町 |
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建築年代 | 1638年(寛永15年) |
構造形式 | 桁行3.147メートル、梁間2.130メートル、一間薬医門、切妻造、本瓦葺 |
順明寺は、旧北町、北尊坊通りの西端にある浄土真宗本願寺派の寺院で、北の御堂ともよばれています。屋根は降り棟(くだりむね)の付いた切妻造で、千鳥破風(ちどりはふ)に猪の目懸魚(いのめけぎょ)が付いています。板扉には入八双金具(いりはっそうかなぐ)が付き、両開きとなっています。建立年代についての確証はありませんが、文献によると表門は1638年(寛永15年)の建立であることが窺われます。扉以外はすべて建立当初の材を残している、貴重な門です。
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更新日:2023年03月28日