山尾家住宅
(やまおけじゅうたく)
【県指定文化財】
所在地 | 今井町 |
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建築年代 | 18世紀後期 |
構造形式 | 桁行10.98メートル、梁間12.13メートル、切妻造、南面庇付本瓦葺、北面桟瓦 |
当家は「十市郡新堂村」より移住したと伝えられ、「新堂屋」の屋号をもち、幕末には町年寄を務めた大商家です。北尊坊通り北側に広大な敷地を有し、道路に沿って西方より主屋・隠居所・東蔵が並び、主屋西北には1820年(棟木銘文政3年)に建てられた座敷を接続し、その北側に内蔵を配しています。主屋は、正面庇付本瓦葺ですが、背面は桟瓦葺の葺降しとしています。内部は、東側に通り土間をとり(現在は床板張りで台所となっています)、西側に食違(くいちが)い六間取りの居室となります。当家は江戸時代後期の大規模町家の好例であるといえるでしょう。
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更新日:2023年03月28日