高木家住宅

更新日:2023年03月28日

ページID: 3667

(たかぎけじゅうたく)

【重要文化財】

高木家住宅の詳細
所在地 今井町1丁目
建築年代 18世紀後期(文政~天保頃)
構造形式 桁行11.4メートル、梁間12.8メートル、2階建、切妻造段違、南面および北面庇付、北面隅便所など付属、本瓦および桟瓦葺

当家は中尊坊通りの東端、四条屋の分家で屋号を「大東の四条屋」と呼ばれ、直次良が分家の初代です。その時期は天保年間頃とみられ、本家の酒造業を助け、後には醤油屋も併せて営んでいます。建物は19世紀頃の初期頃で、2階部分は19世紀末期に整備したものです。1階は東に土間を取って6間取りですが、主屋の脇に塀が続き、式台があってナカノマに上がるようになっています。2階は土間の一部を除き、全体が部屋であって、畳を敷き棹縁(さおぶち)天井を張って居室としています。当家は保存もよく、幕末の本2階建の好例です。

幕末の本2階建の好例である高木家住宅を正面斜め方向から写した写真

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