旧吉川家住宅
(きゅうよしかわけじゅうたく)
【県指定文化財】
旧所在地 | 中町(現在 大和民俗公園内) |
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建築年代 | 18世紀前期? |
構造形式 | 桁行13.24メートル、梁間8.48メートル、入母屋造、茅葺、正面・両側面葺下ろし、背面庇・「なんど」、切妻屋根、本瓦葺 |
旧敷地は西側に南北の道に接し、南側に路地を作って南から主屋に通じていました。主屋は、喰違(くいちが)い4間取り、屋根は大和棟、周囲に本瓦葺の庇をめぐらしており、吉川禎一家と比べると、土間とミセノマ境・ナンド入口などが開放的となり、発達した形式を示しています。特に居室部の間仕切りの発展を知るうえでも貴重です。

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更新日:2023年03月28日