藤原宮に運ばれた諸国の名産品

更新日:2023年03月28日

ページID: 3869

藤原宮には、税としてとりたてられた諸国の名産品が集まってきました。これらは、天皇の生活や国の事業に使ったり、役人の給料の支払いに使われました。
これらの税は、まず、各地で俵や籠(かご)に詰めて荷造りした後、役人に引率された農民が都まで運んできました。それぞれの荷物には、税を納めた人の名前や住所、税の品目と量、日付などが書かれた木簡(もっかん)がつけられていました。
各地から運ばれてきた名産品を並べてみましょう。炭、芝(しば)、藍(あい)、キキョウ、大黄(だいおう)、米、大豆、小豆、大根、塩、ごま油、猪肉、鹿肉、ワカメ、ノリ、フナ、タイ、アワビ、イカ、スズキ…まだまだ沢山あります。まるで百貨店のようですね。

この記事に関するお問い合わせ先

文化財保存活用課
奈良県橿原市川西町858-1(歴史に憩う橿原市博物館内)
電話:0744-47-1315
お問い合わせフォーム

みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか?
このページは見つけやすかったですか?
このページは役に立ちましたか?
その他、このページに関してご意見がありましたらご記入ください。
橿原市からの回答が必要な場合は、直接担当課へ連絡されるか、問合せメールフォームでお願いします(こちらに入力されても回答できません)。また、住所、電話番号などの個人情報はこちらには入力しないでください。