橿原遺跡 出土品

更新日:2023年03月28日

ページID: 3636

(かしはらいせき しゅつどひん)

【重要文化財】

橿原遺跡から出土した主な土器は、縄文時代晩期前葉~末にかけてのものです。なかでも「橿原式文様」と呼ばれる土器は、晩期の基準資料にもなっています。在地の土器以外に、東北地方中心に分布する大洞式系土器が出土しており、当時の交流の広さを窺うことができます。また、土偶は200点近く出土しており、西日本で突出した出土量を誇ります。この他、土製品・石器・骨格牙製品など出土遺物も豊富で、縄文時代晩期の文化を考える上で非常に価値が高いことから、出土遺物のうち1,225点が国の重要文化財に指定されています。

丸型のお椀と広くて深い皿型の黒い土器の写真とカップ型の土器が2つと壺型の土器2つが並べられている写真2枚が上下に並んでいる画像

橿原遺跡出土遺物
橿原式土器(上) 大洞系土器(下)
奈良県立橿原考古学研究所附属博物館蔵  

この記事に関するお問い合わせ先

文化財保存活用課
奈良県橿原市川西町858-1(歴史に憩う橿原市博物館内)
電話:0744-47-1315
お問い合わせフォーム

みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか?
このページは見つけやすかったですか?
このページは役に立ちましたか?
その他、このページに関してご意見がありましたらご記入ください。
橿原市からの回答が必要な場合は、直接担当課へ連絡されるか、問合せメールフォームでお願いします(こちらに入力されても回答できません)。また、住所、電話番号などの個人情報はこちらには入力しないでください。