鳥屋ミサンザイ古墳(宣化天皇陵)

更新日:2023年06月15日

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(とりやみさんざいこふん せんかてんのうりょう)

鳥屋ミサンザイ古墳(とりやみさんざいこふん)は橿原市鳥屋町に所在する、墳丘長138メートルの前方後円墳です。前方部を北東に向けており、県道戸毛・久米線から南にその姿を望むことができます。周囲に幅約10~25メートルの盾形周濠が巡っています。これまでに外堤の護岸工事にともなう調査などで円筒埴輪や須恵器が出土しています。それらの遺物から6世紀前半に築造されたと考えられます。

鳥屋ミサンザイ古墳は、宣化(せんか)天皇の身狭桃花鳥坂上陵(むさのつきさかのえのみささぎ)とされています。宣化天皇は第28代天皇で、継体(けいたい)天皇の第二皇子です。名は武小広国押盾天皇(たけおひろくにおしたてのすめらみこと)といい、新羅が任那と百済を攻撃した時には大伴狭手彦(おおとものさでいでひこ)を派遣して防衛にあたらせた、と『日本書紀』に記されています。

木々が生い茂る鳥屋ミサンザイ古墳(宣化天皇陵)を正面から写した写真
鳥屋ミサンザイ古墳(宣化天皇陵)を空から写した、前方後円墳の形が分かる写真

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