曽我遺跡
(そがいせき)
曽我遺跡(そがいせき)は5世紀後半から6世紀前半までの期間に営まれた大規模な玉造りの集落であったことが判明しています。
滑石、碧玉、緑色凝灰岩、琥珀、水晶などの原石が遠方から持ち込まれ、玉類が生産されていました。玉類の完成品・未製品、さらには玉を研ぐための砥石、玉に穴をあけるための舞錐状(まいきりじょう)木製品などといった、玉造りに関わる多量の遺物が出土しています。ここで作られた玉類は勾玉、管玉、丸玉、切子玉、小玉など多くの種類が確認されています。

奈良県立橿原考古学研究所所蔵 航空写真
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更新日:2023年03月28日