SDGsてなぁに? 人権とどう関係あるの?
SDGsをご存じですか?
橿原市では、
「人権施策に関する基本計画(改訂版)」をもとに「豊かな人権文化に満ちた社会」を目指しています。
具体的には次の通りです。
- 一人ひとりに豊かな自尊感情を育む
- 一人ひとりの「ちがい」を受け入れ、学びあう人間関係づくり
- 一人ひとりが存在価値を実感できる
- 一人ひとりの生活の質を高める
- 豊かな協働を育む
では、 ”SDGs” をご存じですか?
一言でいうと「世界共通の目標、持続可能な開発目標」です。
- 世界中で貧困や餓死する人がいなくなっていて
- 子どもも高齢者も、男性も女性も性的マイノリティの方も、障がいのある方もない方も、
みんなが楽しく暮らしていて - どの国もどんな人も、仕事もやりがいもあって、不平等なことがなくなっていて
- 戦争や紛争なんかしないでみんなで協力しあって
- 好きな街や環境がずっと続き、また豊かな自然もずっと続くようにしていく
上記のような社会を目指すために17の目標がかかげられています。
SDGs 17の目標
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.全ての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
8.働きがいも 経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
豊かな人権文化に満ちた社会
どうでしょうか。人が人らしく尊重され、暮らしていくためには欠かせないことばかりですね。
橿原市人権施策に関する基本理念である「豊かな人権文化に満ちた社会」に近いものがいくつもありますね。
SDGsの目標である ”地球上で誰一人として取り残されない社会” を目指すためには、排他的・攻撃的でなく、自分とは異なる物事(多様性)を受け入れることができる「寛容性(かんようせい)」を培う教育・啓発が重要となってきます。
また、最近では、血縁・地縁・社縁など様々な縁が希薄となり、「無縁(化)社会」が進行しています。
そういう状況だからこそ、市民ひとりひとり、孤独や孤立、排除から援護し、地域社会の一員として取り込み、支え合う「社会的包摂(しゃかいてきほうせつ)」が今後は必要となってきます。
一人ひとりがちょっと先の未来を想像し、今の自分が ”持続可能な社会のためにできること”、”人権を守るためにできること” を考えてみませんか。
「豊かな人権文化に満ちた社会」=「橿原市」を目指して、市民のみなさんと行政のより良いパートナーシップを築いていきたいものですね。

奈良県市町村人権・同和問題「啓発連協」てんいち先生
この記事に関するお問い合わせ先
人権政策課
奈良県橿原市内膳町1-6-8(かしはらナビプラザ)
電話:0744-21-1090
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更新日:2024年08月30日