【2019年11月19日&12月9日】パラスポーツメッセンジャー in 晩成小学校&真菅小学校
11月19日、12月9日、晩成小学校と真菅小学校にて、日本財団パラリンピックサポートセンター主催の『パラスポーツメッセンジャー』が行われました。
奈良県天川村出身のパラ・パワーリフティング日本代表を目指す西崎哲男選手に、晩成小では3年生、真菅小では6年生を対象に講義・体験会を行っていただきました。
講義では、西崎選手の生い立ち、不慮の事故、そして立ち直り今に至るまでなどをご紹介くださり、児童たちは真剣な表情で講義を聞いていました。
パラスポーツ競技の紹介などもされ、西崎選手から様々な質問が児童たちに投げかけられると、見たことがある、知っているなどの回答も多く、児童たちのパラスポーツへの意識の高さがうかがえました。
また、大会でカザフスタンに行かれた西崎選手が、児童たちにカザフスタンは知っていますか?という質問を投げかけると、たくさんの児童の手があがり、ホストタウンである橿原市内でのカザフスタンの知名度も大変高いように感じられました。


そして待ちに待った体験会へ移ります。児童たちが順番に、他の児童たちから熱い声援を送られながら、約10キログラムのバーを持ち上げていきます。力を振り絞って重いバーを持ち上げる児童、大きな声でクラスメートを応援する児童、みんなが同じ気持ちになってその瞬間を作り上げる一体感、まさに西崎選手が語るパワーリフティングの醍醐味が感じられました。
児童たちもその魅力に取りつかれ、授業時間いっぱいを使ってたくさんの児童が競技の魅力を体験することができました。


最後に、西崎選手が120キログラム以上の重さを持ち上げたり、50キログラムを何回持ち上げるかチャレンジしたり、日本代表クラスの凄さを披露していただきました。
その際には、競技を体験して熱が入った児童たちが、精一杯の声で西崎選手を応援し、会場が再び熱い一体感に包まれました。


実際に自分が競技をするときも、また友だちや先生が競技をしているときも、みんなが同じ気持ちでバーを上げる一瞬に全力を注ぐ。
パラ・パワーリフティングの魅力を存分に体験でき、児童たちにとってとても貴重で楽しい時間になりました。


この記事に関するお問い合わせ先
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奈良県橿原市畝傍町9-1(保健センター)
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更新日:2023年03月28日