ブラッシングは治療です
いかにプラーク(歯垢)を取り除き、お口の中の細菌を減らすかは歯周病治療のもっとも重要な鍵です。歯石除去と同様に重要なのはブラッシングです。
「またブラッシングか、もう聞き飽きたよ」と思われるかもしれませんが、虫歯予防と違い、歯周病治療にとってあなたの毎日のブラッシングはたんなる「ケア」ではなく「治療」そのものです。なぜなら、プラークコントロールを行い、お口の中の細菌を減らすことがすべての歯周病治療の基本だからです。そのため、歯周病治療には患者さんの協力が欠かせません。いくら歯科医院で徹底的に歯垢・歯石除去をしても、ホームケアを怠ればプラークができてしまいます。お口の中の食べかすは歯周病菌や虫歯菌によって粘着力の強いプラークへと変わります。プラークとは排水溝のネバネバの仲間です。こうした変化は24時間ほどで起こります。まだ掃除しやすい食べかすのうちに取り除くのがベストなのです。
ブラッシングによる「治療」と、歯科医院の治療で、あなたの歯を一生守って生きましょう。
橿原市歯科医師会
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健康増進課
奈良県橿原市畝傍町9-1(保健センター)
電話:0744-22-8331
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更新日:2023年04月15日