【警報発令中】インフルエンザが流行しています

奈良県では、令和7年第46週(11月10日~11月16日)のインフルエンザの定点医療機関からの報告数が計1426例となり、定点当たりの報告数が警報レベル開始基準値である「30」を超え、「33.95(速報値)」 となりました。過去20年間で最も早く警報レベルに達したことになります。
感染が急速に拡大しているため、手洗いの励行など、より一層の感染対策を実施しましょう。
インフルエンザについて
インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状もみられます。お子様ではまれに急性脳症を、ご高齢の方や免疫力の低下している方では二次性の肺炎を伴う等、重症になることがあります。
感染経路は、咳などで飛び散ったウイルスを吸い込んで感染する飛沫感染や、ウイルスが付着したドアノブなどに触れて感染する接触感染の場合があります。
例年12月から3月頃にかけて患者が増加する傾向が見られますが、今年は例年よりも早く、感染者数が増加しております。
インフルエンザを予防するためには
- 基本的な感染症対策(換気、手洗い、必要な場面でのマスク着用)を徹底し、発熱や倦怠感があるなど、少しでも体調が悪い時は外出を控えましょう。
- 外出後など、こまめに流水・石けんによる手洗いをしましょう。インフルエンザウイルスは、アルコール製剤による手指消毒も有効です。
- インフルエンザの予防接種には、発症をある程度抑える効果や重症化を防止する効果が報告されています。特に、高齢者や基礎疾患のある方など、罹患すると重症化する可能性が高い方は予防接種をご検討ください。
関連リンク
・報道資料インフルエンザが警報レベルの基準値を超えました/奈良県公式ホームページ(外部リンク)
・奈良県内の感染症情報週報(*毎週発行*)/奈良県公式ホームページ(外部リンク)
・インフルエンザの感染を防ぐポイント「手洗い」「マスク着用」「咳(せき)エチケット」 | 政府広報オンライン(外部リンク)

この記事に関するお問い合わせ先
健康増進課
奈良県橿原市畝傍町9-1(保健センター)
電話:0744-22-8331
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更新日:2025年11月21日