北海道から移住された内山さん
美術館や歴史が大好きな内山さんは、2018年に北海道から移住されました。移住後は、お茶やお花の稽古に通い、趣味を満喫されています。
自分を大切にした結果、辿り着いた場所
北海道から奈良への突然の移住は、最初は人との交流が難しいかもしれないと思っていましたが、地元の方々はとても温かく受け入れてくださいました。一方で、あまり干渉されず、適度な距離感が心地よく感じられます。だから住みやすいのだと思っています。
若い頃はあまり気付かなかった空の広さや風の気持ちよさが、今ではとても魅力的に感じられます。これからの人生を生きていくには、とても良い場所だなと感じました。私はシングルで、こうやって橿原で一人暮らしをしているということは、様々な経験を通じて自分自身を大切にできているのだと思います。
都市と自然と、バランスの取れた距離感
私が好きなのは、橿原市内を歩き回ること。遥か昔から変わらない山並みを見ていると、1300年前にワープしたような感覚になるんです。自然の中で、静かに時が流れているなって思います。
一方で、京都や大阪、名古屋など、どこにでも行ける便利さも魅力的です。そのような現代的な心の豊かさも私には必要なので、絶対にこの町が良いと思います。
奈良はすごく居心地が良いので、自分では勝手に、生まれ変わって戻ってきたのではないかという気がしています。今、人生最高に楽しいです。
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更新日：2024年05月13日