大阪府から移住された洲脇さん

更新日:2024年06月03日

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大阪府から移住された洲脇さんご家族。ご主人は橿原市今井町で「珈琲の富田屋」を経営されており、一粒一粒を手で選り分けた極上のコーヒー豆は、ふるさと納税返礼品として登録されています。

 

古民家への憧れからの転機

もともと私は古民家が好きで、古民家での仕事を夢見て7、8年も探し続けてきました。ようやく今井町という場所に出会い、ここでの生活を始めました。その後、愛称「橿原給食カンガルー」(※)という学校給食を考える会を地元の米農家さんたちと立ち上げた際、地域の活動にも積極的に参加しました。この組織の副代表として、地域の人々とのつながりを深めました。

▲米農家の山尾さん(左)

※橿原給食カンガルー:橿原市で2016年に開催された学校給食についての懇談会がきっかけとなり、市内の保護者や農家の方々との交流がスタート。学校給食でも地場産の安心できるものを提供してほしいとの思いから「橿原の給食を考える会(橿原給食カンガルー)」として農業・食育体験や、地場産給食の推進に取り組んでいる。

子育て環境としての魅力

真ん中の子供が難聴なのですが、今井町の近くには、駅や大きな病院がありますし、ろう学校へも電車一本でアクセスできる利便性があります。今井小学校の生徒数も増え、この近辺の移住者も増えています。この町は、少子高齢化の時代においても子供が増える魅力的な場所です。

大阪に住んでいた頃は、働いているお母さんが多かったため友人がいませんでしたが、奈良に来てみると家にいる方が多く、周囲との関わりが増え、意外と居心地が良いなと感じました。

地域への貢献と目標

「珈琲の富田屋」では、毎月3種類のコーヒー豆をお届けしています。農薬を使わずに育てられたコーヒー豆や、私が美味しいと感じたコーヒー豆を厳選し、提供しています。今井町に来る前も今も、通販専門での営業を行っているのですが、店舗数が大阪よりも少ないので個人店として目立っています。私の目標は、橿原市で作られたものを食べたり飲んだりしているうちに、橿原市に興味を持ったり、好きになってもらって、移住を考える人々の心を動かしたいと思っています。

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