第2回市民活動講座『大切な人の命を守るために~避難所生活で役立つ知識やスキルを身につけよう~』を開催しました❕

令和7年度第2回市民活動講座を開催しました!
大切な人の命を守るための知識やスキルを学びました
いつ起こるかわからない大規模災害。被災して避難所で暮らすことになったときに備え、避難所生活で役立つ実践的な知識や技術とともに、身近なものを使った応急手当や、心肺蘇生とAEDの使用法など、日常生活でも役立つスキルを学びました。
いざという時に備え、大切な人の命を守るために学んだ知識やスキル、参加者の皆さんの声などをご紹介します。
日時
令和7年12月23日(火曜日) 13時30分~15時30分
講座名
第2回市民活動講座
『大切な人の命を守るために~避難所生活で役立つ知識やスキルを身につけよう~』
対象
NPO、ボランティアなどの市民活動団体、防災に興味のある方や地域で自主防災活動に取り組む方など、どなたでも
場所
橿原市市民活動交流広場(橿原市内膳町1丁目6番8号 橿原市観光交流センター5階)
講師
日本赤十字社 奈良県支部
赤十字救急法指導員 中嶋 壽美惠氏
参加者
26名
内容
災害への備え
講師の中嶋先生からは、「日赤なら」のリーフレットを見ながら、日本赤十字社や奈良県支部がどのような活動をされているのかについてご紹介いただいた後、災害への備えとして、災害発生時に命を守り、その後の暮らしをつなぐために日ごろから準備すべきことなどについてご説明いただきました。
具体的には…
- 持ち出し用袋の準備、壁掛けラックなどの活用
- 家具の固定は棒状の物より、発泡スチロールなど面で補強する物が有効
- マイトイレットペーパーの活用
- 発災時には玄関ドアを開放
- 床や廊下に物を置かない
- ホイッスルの常備(キーホルダーに付けるなど)
- マイナンバーカードや保険証の確認
- ブレーカーの落とし方や固定電話のかけ方(子どもに)の確認 など
避難所生活に役立つ技術
被災して避難所生活になると、多くの被災者との共同生活が始まります。
避難所生活を少しでも安全で快適に、そして水を節約しながら衛生的に過ごす方法などを教えていただきました。
具体的には
- 保温性が高いブランケットの使い方(両腕が使えることが大事)
- 風呂敷で簡易リュックサックやショルダーバッグを作る方法
- 炊飯袋(ハイゼックス)の使用法
- ペットボトルに穴をあけて活用(節水しながら手洗いや傷口の消毒など)
- 新聞紙で作るスリッパの活用(ガラス片からの足の保護と保温)
- コップ1杯のお湯でできるホットタオルの方法 など
休憩時間中にも、参加者の方々がブランケットの使い方やリュックサックを作る方法を中嶋先生と一緒に練習される様子も見られました。

身近なもので応急手当
被災時だけでなく、日常生活でもいつ遭遇するかわからない緊急時に、身の回りにある身近なものを使って応急手当をする具体例などをご紹介いただきました。
具体的には
- 骨折時に服の両腕を使って固定したり、雑誌や新聞紙で固定して手当する方法
- のどに物が詰まって息ができない時の対処法(せきをさせる⇒背中をたたく⇒腹部の突き上げ)
- 事故が起こる要因を知り、予防することの大切さ など

心肺蘇生とAEDの使用法
6つのグループに分かれて、倒れている人が心肺停止と思われる時の一次救命(胸骨圧迫と人工呼吸)やAEDを使用した応急手当の方法を、実際に練習しながら学びました。
命をつなぐ4つの輪とは
病気や事故に遭った人を救命するために必要な一連の流れを「命をつなぐ4つの輪」と言います。
- 心停止の予防(危険性のあることをしないこと)
- 早期認識と通報(協力者を求めて通報、AEDを持ってくること)
- 一次救命処置(心肺蘇生とAED)をしながら待つ
- 二次救命処置(救命救急士や医師による高度な救命治療)
これら4つの輪が素早くつながることで救命効果が高まり、社会復帰率が向上すると言われています。何か起こった時、早期に通報したり、一次救命処置(心肺蘇生とAED)により命をつなぐことが重要です。正しい知識があれば誰でもできる一次救命を支えるのは私たち一人ひとりであり、その役割は非常に大きいと言えます。これらの一次救命について、今後も繰り返し学ぶことで、いざという時に命を守ることにつなげることが大切です。

参加者の皆さんの声
参加した動機は
- 災害時にまず何をすればよいか、自分自身を守るすべを知りたかった
- 何度受講しても必要と感じている
- 繰り返し体験することが大切と聞いたから
- もしもの時、人を助けられるようになりたかった
- 身近なもので応急手当、災害への備えなど、もしもの時のことを学びたかった
- 防災を考えるため、子どもも参加したいと言ったので一緒に参加した など
参加された皆さんの感想、印象に残った内容など
- 緊急時に手元にあるものを利用して対応する具体的方法を知ることができた
- AED使用法は何度も経験しないとダメと感じた
- わかりやすい解説で、すごく勉強になった
- 実際にAEDをさわることができたし、体験できてよかった
- 中嶋先生の「命を守る、命を救う」という使命感、情熱あふれるお姿が印象的だった
- 寒い季節にブランケットを巻いて身体を保温する方法や風呂敷の活用法、ペットボトルのふたに穴をあけて水を上手に使う方法などが印象に残った
- 今後もこのような講座があれば参加したい など
年末の何かとあわただしい時期ではありましたが、参加された皆さんは防災について理解を深め、熱心に訓練に参加されていました。内容が盛りだくさんの2時間の講座でしたが、講師の中嶋先生の豊富なご経験と熟練した技術で、多くの実践的な知識を学ぶことができました。
参加者の皆さんの防災に関する意識と関心の高さが感じられ、市民活動交流広場では今後も防災に関することをテーマとした事業を開催していきたいと思っています。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
第2回市民活動講座のチラシ
この記事に関するお問い合わせ先
市民協働課(市民活動交流広場担当)
奈良県橿原市内膳町1-6-8(かしはらナビプラザ)
電話:0744-47-2380
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更新日:2026年01月19日