始めよう!青色防犯パトロール
青色回転灯を点けた車(青色防犯パトロール)が、まちを走っているのを見かけたことがありますか?

警察から自主防犯パトロールを適切に行うことができるとの証明を受けた団体は、青色回転灯を装備した自動車による自主防犯パトロール(青色防犯パトロール)を行うことができます。
青色防犯パトロールは、見た人に安心感を与え、防犯意識の向上につながるとともに、犯罪企図者に対する抑止効果も高いと考えられています。
青パト大集合!!~橿原市の青色防犯パトロール隊
橿原市では現在、市の青色防犯パトロールを含め、13団体の青パト隊が活動しています。

青色防犯パトロール隊のみなさん
青色防犯パトロール隊のはじまり
近年、子どもや女性を対象とした犯罪や街頭での犯罪と呼ばれるひったくり・車上ねらい・自転車盗などが増加し、地域の安全・安心が脅かされています。そこで、「自らの街の安全は自ら守る。」と地域住民が自主防犯パトロールに立ち上がりました。
このような自主防犯パトロールを行うにあたり、自動車に青色回転灯を装備したいとの要望が各地から強く寄せられたことを受け、警察庁と国土交通省の申し合わせにより、民間の団体や地方公共団体が青色回転灯を装備することが認められました。これにより、回転灯を装備した車両を運転しながらパトロールをする、「青色防犯パトロール隊」が全国各地で活動を繰り広げられ、橿原市内では、平成30年5月末現在、13団体、車両46台の青色防犯パトロール隊が活躍しています。
一般の自動車に回転灯を装備することは法令で禁止されていますが、警察から自主防犯パトロールを適正に行うことができるとの証明を受けた団体は、自動車への青色回転灯の装備が認められています。
みなさんのお住まいの地域でも、自主防犯ボランティア団体を結成し、青色防犯パトロールを始めてみませんか?
橿原市内における青色防犯パトロール隊の活動状況
平成17年4月に発足した『白橿町安全パトロール隊』を初めとして、現在11団体に活動いただいております。また、橿原市としても、都市計画課と教育委員会青少年センターで青色防犯パトロールを行っております。
こうした団体の活動状況を皆さんに知っていただくことで、地域ぐるみで「自分たちの安全は自分たちで守る」という地域の防犯意識を高めていくために、「青色防犯パトロール隊」の活動状況をご紹介します。
団体名 | 車両数 | 設立時期 |
---|---|---|
白橿町 安全パトロール隊 |
3 | 平成17年4月25日 |
真菅地区 地域安全推進委員会真菅支部 | 4 | 平成17年10月22日 |
金橋小学校区 地域福祉推進委員会 青色防犯パトロール隊 |
7 | 平成17年12月8日 |
菖蒲町自治連絡協議会 青色防犯パトロール隊 |
4 | 平成18年1月28日 |
橿原地区警友会 青色防犯パトロール隊 |
6 | 平成18年2月17日 |
橿原市教育委員会生涯学習部 青色防犯パトロール隊 |
1 | 平成18年3月9日 |
新沢小学校区 地域福祉推進委員会 青色防犯パトロール隊 |
1 | 平成18年10月18日 |
橿原市市役所 自主防犯パトロール隊 |
1 | 平成19年7月4日 |
みみなし青色パトロール隊 | 4 | 平成19年11月27日 |
葛本第二自治会防犯パトロール隊 | 2 | 平成21年3月3日 |
藤原京まちづくり会青パトロール防犯隊 | 6 | 平成24年4月3日 |
すきやねん池尻パトロール隊 | 1 | 平成26年12月24日 |
社会福祉法人 橿原市手をつなぐ育成会 | 2 | 平成29年7月 |
合計 | 42 |
(注意)会員数・車両数は変動することがあります。
青色防犯パトロールを行うための手続き
申請の対象となる団体
- 県または市町村
- 知事、警察本部長もしくは警察署長または市町村長(以下「知事など」という)から防犯活動の委嘱を受けた団体または知事などから委嘱を受けた者により構成される団体その他の組織
- 地域安全活動を目的として設立された民法第34条の法人(いわゆる公益法人)もしくは特定非営利活動促進法第10条第1項の法人(いわゆるNPO法人)または地方自治法第260条の2第1項の市区町村長の認可を受けた地縁による団体(いわゆる自治会など)
- 1.~3.のいずれかから防犯活動の委託を受けた者
申請手続き
- 警察署を経由して警察本部長に証明書の発行を申請する。
- 警察から「証明書」「標章」「パトロール実施者証」の交付を受ける。
- 証明書などの交付後15日以内に運輸支局などで自動車検査証に「自主防犯活動用自動車」の記載を受ける。
証明書の発行要件
警察本部長から証明書の発行を受けるには、下記の要件を満たす必要があります。
- 継続的な自主防犯パトロールの実施が見込まれること(原則として週1回以上の活動があること)。
- 予想される事案に対して、適切に対応できると認められること。
- 警察が実施する「青色防犯パトロール講習」を受講していること。
申請の手順
地元の警察署「生活安全課」に申請
申請書類
- 証明申請書
- 団体の概要
- 自動車によるパトロールの概要
- 誓約書
- 自動車検査証の写し
- 青色回転灯の取付位置、灯火の大きさ、形状が分かる程度の図面または写真
- 取り付ける青色回転灯の光度などが分かる資料など
警察本部長が「証明書」「標章」「パトロール実施者章」を交付
- 青色回転灯の取り付け
- パトロール開始
証明書交付申請についての詳細は、「奈良県警察(外部リンク)」のページをご確認ください。
地方陸運局での手続き
パトロールを開始したら、自動車の使用の本拠の位置を管轄する運輸支局などで下記の書類を添付し申請してください。
- 警察本部長より発行された証明書
- 車の自動車検査証
青色回転灯の装着方法など
- 青色回転灯は、自動車の屋根に1個または1体のみ装着し、マグネットなどによる着脱式も可能です。
- 使用する回転灯は、光源が点滅するものではなく、回転式の構造でなければなりません。
- 青色回転灯を点灯させるのは、自主防犯パトロール実施中だけです。
- 青色回転灯を点灯させてのパトロール中は「標章」を後方から見えるよう掲示しなければなりません。
- 自動車の車体には「団体の名称」「自主防犯パトロール中」を明示します。
- 青色回転灯防犯パトロール実施者は、「パトロール実施者証」を携行します。
- 青色回転灯防犯パトロールは、警察本部長が認めた地域以外ではできません。
パトロールを行うための講習
適切に青色防犯パトロールをするための講習です。証明申請する前に受講してください。
期日
毎月第3第4金曜日(実施日が祝日の場合は、前日の木曜日とします。)
実施場所
奈良県警察本部庁舎(申込み時に詳細を案内します。)
講習時間【約90分】(更新の方については約60分)
- 基本的心構え
- 申請手続き
- 犯罪概況
- パトロールの実施要綱
- 受傷事故防止など
受講対象者
申請の対象となる団体に所属し、青色回転灯を自動車に装備して自主防犯パトロールを実施しようとする者
(概ね2年に1度の受講が必要です。)
講習についての詳細は、「奈良県警察(青色防犯パトロール講習受講手続き(外部リンク))」のページでご確認ください。
奈良県警察(青色防犯パトロール講習受講手続き)(外部リンク)
受講申込み
青色防犯パトロールを行おうとする地域を所轄する警察署で(外部リンク)申請してください。
(補足)資料提供:橿原警察署
証明書取得後の市の交付金
橿原市では、青色防犯パトロール隊の結成時において、青色回転灯などの購入にかかった費用の一部を交付金によって補助しています。交付要件などを下記の要綱をご確認の上、生活交通課に申請してください。
この記事に関するお問い合わせ先
市民協働課(自治振興・生活安全担当)
奈良県橿原市八木町1-1-18(市役所本庁舎)
電話:0744-47-2638
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更新日:2024年11月14日