屋根工事の点検商法のトラブルが増えています-典型的な勧誘トークを知っておくことで防げます!-
全国の消費生活センター等に寄せられる「屋根工事の点検商法」に関する相談が増加しています。
点検商法とは、「近所で行う工事の挨拶に来た」などと言って突然訪問し、「屋根瓦がずれているため点検してあげる」と言って点検した後、「このままだと瓦が飛んでご近所に迷惑がかかる」などと不安をあおって工事の契約をする手口です。
2022年度の屋根工事の点検商法に関する相談件数は過去5年で最も多くなり、2018年度の約3倍になっています(図)。また、契約当事者の8割超が60歳以上で、特に高齢者に注意してほしいトラブルです。悪質な業者は巧妙なトークで消費者に近づき、本来消費者が望んでいない高額の屋根工事を契約させています。
典型的な勧誘トークとして以下のものがあります。
1.訪問・点検のきっかけとなるトーク
2.消費者の不安をあおるトーク
3.消費者の負担が軽くなると思わせるトーク
4.次々に違う工事やサービスを勧誘するトーク
〇消費者へのアドバイス
- 突然訪問してきた業者には安易に点検させないようにしましょう。
- 屋根工事はすぐに契約せず、十分に検討したうえで契約しましょう。
- 保険金を利用できるというトークには気をつけましょう。
- クーリング・オフ等ができる場合もあります。
- 少しでも不安を感じたら、すぐに消費生活センター等に相談しましょう。
参考:独立行政法人国民生活センターより
(注意)詳細は下記のリンクをご覧下さい。
消費者ホットライン「188(いやや!)」番
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
橿原市消費生活センター
- 電話番号:0744-47-2360
- 相談日時:毎週月曜日~木曜日(年末年始、祝休日を除く)
午前10時~正午、午後1時~4時【受付時間午後3時30分まで】 - 相談場所:橿原市観光交流センター「かしはらナビプラザ」4階橿原市消費生活センター
〒634-0804奈良県橿原市内膳町1-6-8
関連リンク
この記事に関するお問い合わせ先
市民協働課(自治振興・生活安全担当)
奈良県橿原市八木町1-1-18(市役所本庁舎)
電話:0744-47-2638
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更新日:2023年10月25日