イネいもち病の警戒について
奈良県病害虫防除所より、令和7年度病害虫発生予報 第2号(6月予報)によりますと、いもち病については発生時期・発生量のいずれも例年並みとの予報が発表されています。
対象作物
水稲
対象病害虫
いもち病
1.予報の根拠
6月の降水量は平年より多いと予想されており、発生を助長させる恐れがあります。
2.防除上の注意事項
1) 中山間地域では、オリゼメート粒剤を箱施用した場合には6月上旬以降に、フルスロ ットル箱粒剤、Dr.オリゼ箱粒剤等の長期残効型薬剤を処理した場合には7月上旬頃に いもち病が初発する可能性がありますので、早期発見と早期防除に努めます。
2) 置き苗は伝染源となりますので、必ず早めに裏返して水没させ処分します。
3.その他の注意事項
- 感染した種もみは次年度の主要な発生源となります。発生ほ場では種もみを取らず、種子更新を行って下さい。
- 農薬を使用する際には、ラベルに記載された登録の有無、収穫前使用日数や使用回数を確認するとともに、止水期間を遵守して下さい。
- 水面施用粒剤や豆つぶ剤を使用する場合は、湛水してから処理し、処理後7日間は落水、かけ流しをしないで下さい。
- ほ場周辺への薬剤飛散防止に努めて下さい。風の強い日は散布を控え、散布する場合であっても風向きに注意し、収穫期に近い他作物へ飛散しないようにして下さい。
この記事に関するお問い合わせ先
農政課
奈良県橿原市東竹田町1-1(リサイクルプラザ「リサイクル館かしはら」)
電話:0744-21-1213
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更新日:2025年06月09日