イノシシを目撃したら

イノシシにご注意ください!
近年、市内でのイノシシの目撃情報が多数寄せられています。
もともとイノシシは警戒心が強く、臆病な動物です。こちらから何もしない限りは襲ってくる可能性は低いと思われます。
しかし、発情期(晩秋~冬)や分娩後で攻撃的になっていたり、至近距離で突然出会った場合には注意が必要です。興奮した状態のイノシシは大変危険です。
イノシシを見かけた際は、下記の注意を払って身の安全を守ってください。
イノシシを見かけたときは
イノシシを見つけてしまったら以下の事に注意を払って対応しましょう。
- 静かにその場を離れるようにしましょう。急に走り出してイノシシを興奮させないようにしましょう。
- イノシシが興奮している場合は、後ろを向くと襲ってくることもあるので、なるべく背中をみせないよう、ゆっくりと後退するようにしましょう。
- たてがみを逆立てて、明らかに威嚇している状態でなくても、シュー、カッカッカッ、クチャクチャクチャという音をイノシシが発していたら、威嚇音ですので注意する必要があります。
- 棒を振り上げたり、石を投げたりしてイノシシを挑発するのは大変危険です。逆上したイノシシが向かってくることもあります。
- うり坊(イノシシの子)を見かけても、近くに母イノシシがいる可能性が高いので、近づいたり追いかけたりはもちろんのこと、食べ物を与えることも絶対にしないでください。食べ物を与えることで、人への警戒心を低下させ、供給源だと学習させることになります。
イノシシに出会わないためには
- 道を歩くときには鈴やラジオ等の音が出る物や懐中電灯などの光で人間の存在をイノシシに知らせるようにしてください。
- 家庭菜園や田園まわりに収穫の残りを放置したり、収集日以外の日にごみを屋外へ出さないようにしましょう。放置するとイノシシが餌場として認識してしまいます。
どうしても接近を避けられないときは
イノシシと出会ったら、静かにその場を離れるのが一番ですが、イノシシが接近してくることがあります。接近が避けられない場合は、イノシシに逃げ場所を明け渡しつつ、安全な場所へ緊急避難しましょう。
安全な場所とは、イノシシから人間が見えない場所や、イノシシが簡単に登れない場所です。
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農政課
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更新日:2024年02月15日