令和8年4月市長コラム
オオゴマダラの架け橋 ―橿原市と石垣島とのつながり―
やわらかな春風が心地よい季節となりました。
皆さんは、橿原市から遠く離れた沖縄県・石垣島と深いご縁で結ばれていることをご存じでしょうか。その架け橋となっているのが、橿原市昆虫館の放蝶温室で優雅に飛んでいるオオゴマダラです。
オオゴマダラは石垣市の市のチョウとして親しまれ、白と黒のまだら模様、そして金色に輝くさなぎが特徴です。幼虫はキョウチクトウ科のホウライカガミを食べて育ちますが、その葉の毒性を体に取り込むことで鳥に襲われにくくなり、ゆったりと大きな羽を広げて舞う姿を見ることができます。
昆虫館で飛んでいるオオゴマダラは、橿原市で生まれ育ったチョウがほとんどで、その食草は石垣島にある圃場から毎週空輸で届けられています。また、昆虫館の職員は毎年石垣島を訪れ、約1週間にわたり昆虫採集と調査を行い、生きた昆虫の累代飼育につなげています。こうした取組により、昆虫館のチョウにとって石垣島は大切なふるさととなっています。私も2月に石垣島を訪れ、中山市長に食草栽培や昆虫採集調査への協力をお願いしてまいりました。
昆虫館を訪れたことがある方でも、石垣島とのつながりや職員の情熱に思いを巡らせながらご覧いただくと、新たな発見があるかもしれません。ぜひ春休みやゴールデンウイークには、橿原市昆虫館へ足をお運びください。
なお、先日、本市の子どもたちが自然科学に親しみ、豊かな感性を育む場となるようにとの思いを込め、創設80周年を迎えられた市内の三和澱粉工業株式会社様より多大なるご寄附を賜りました。
改めて心より御礼申し上げますとともに、昆虫館の展示施設の充実のため大切に活用させていただきます。
オオゴマダラ(石垣島にて亀田市長撮影)
石垣島にて昆虫採取をする亀田市長
石垣島圃場を見学する亀田市長
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更新日:2026年04月10日