令和8年3月市長コラム
備えを確かめる――防災訓練から見えたこと
寒さの中にも少しずつ春の気配を感じる頃となりました。
市民の皆さまにおかれましては、日頃より市政にご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
さて、2月2日、市では大規模地震の発生を想定した防災訓練を実施しました。奈良盆地東縁断層帯を震源域とする最大震度7の地震を想定し、災害対策本部の運営や情報の収集・分析、対応方針の決定手順について検証する図上訓練です。
この訓練では、私自身、県庁からの帰庁途中に被災し、道路渋滞のため車を降り、徒歩で災害対策本部へ向かうという設定で実施しました。約4キロの道のりを実際に歩きながら、災害時に想定される道路や河川の状況を職員らと共有することができました。災害時に何が障害となり、どのような判断が求められるのかを考える貴重な機会となりました。
また、災害対策本部が機能するためには、錯綜する情報を冷静に見極め、正確に積み上げていくことが何より重要であることも、改めて認識しました。人の命に直結する対応だからこそ、平時からの備えが欠かせません。
さらに、その2日前の1月31日には、橿原市社会福祉協議会主催による災害ボランティアセンター設置・運営訓練が実施されました。被災された方々を支援するために駆けつけたボランティアと、その力を必要とする被災者の困りごと(瓦礫撤去や家財道具搬出など)を結びつける訓練です。どれだけ訓練を重ねても、いざという時には想定外の事態が生じます。だからこそ、様々な状況を想定し、繰り返し訓練を行う大切さを実感しました。
今後も、市民の皆さまの命と暮らしを守るため、行政として防災対策の推進に不断に取り組んでまいります。併せて、皆さまご自身におかれましても、避難場所までの経路の確認や、ハザードマップをご覧いただくなど、身近なところから防災意識をより一層高めていただきますよう、ご協力をお願いいたします。
防災訓練の様子(職員と河川を確認する市長)
防災訓練の様子(職員と河川を確認する市長)
防災訓練の様子(職員と道路を確認する市長)
防災訓練の様子(災害対策本部内)
防災訓練の様子(災害対策本部内)
災害ボランティアセンター設置・運営訓練の様子
災害ボランティアセンター設置・運営訓練の様子
この記事に関するお問い合わせ先
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奈良県橿原市八木町1-1-18(市役所本庁舎)
電話:0744-47-2632
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更新日:2026年03月02日