令和6年12月市長コラム
年末のご挨拶
師走になりました。皆様にとって、今年はどんな一年だったでしょうか。
夏に開催されたパリオリンピック・パラリンピックは、私たちに夢と感動を与えてくれました。特に、橿原市出身の新添左季選手(柔道混合団体戦で銀メダル)と赤井大樹選手(陸上男子1500m(T20)で5位入賞)の活躍は、私たちに勇気を与えてくれました。彼らの挑戦を通じて、目標に向かって努力することの大切さを再認識させていただきました。
また、9月には「飛鳥・藤原の宮都」が世界文化遺産の国内推薦候補に選定されるという大変嬉しい知らせもありました。この古代日本の歴史遺産を大切にし、次世代へしっかりと受け継いでいく責任を感じています。
10月には橿原市出身の伊原投手(八木中学校野球部出身)が見事、阪神タイガースから1位指名を受け、続く11月には三浦大輔監督(橿原市スポーツ大使)率いる横浜DeNAベイスターズが26年ぶりの日本一に輝かれました。
さらに12月には、橿原市をホームタウンとする飛鳥FCが全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)の決勝ラウンドで初出場・初優勝し、来季の日本フットボールリーグ(JFL)入会の権利を勝ち取られました。
このように、今年はスポーツや歴史遺産の面で、大変賑わった1年でありました。
しかし、その一方で、今年も多くの災害が日本列島を襲い、改めて自然災害の恐ろしさを感じさせられた一年でもありました。市民の皆様方におかれましては、防災への心構えを今一度、再認識していただきますとともに、被災された方々の生活が1日でも早く戻りますことをお祈りしています。
令和6年12月7日(土曜日)から令和7年1月31日(金曜日)まで、近鉄大和八木駅前広場とJR畝傍駅で「イルミネーションinかしはら」が開催されています。
19回目を迎える今年のテーマは「思い出と記憶に残る冬の景色に」。大和八木駅前のシンボル「ツリーイルミネーション」は、今年も華やかに街を照らし、訪れる人を迎え入れています。また、JR畝傍駅では、木造の駅舎と相まって、穏やかな空気が流れています。
冷たい空気の中で灯る光が、皆様に温かな思い出と共に、心に残る冬のひとときを届けることを願っています。
最後に、今年も1年間ありがとうございました。来年も、皆様のご期待に応えるべく、子育て・教育は勿論ながら、文化・健康スポーツ・地域福祉、まちづくり等々、これまで以上に力を入れ、市政の発展に努めてまいります。
皆様におかれましては、どうぞ、健やかな年末年始をお過ごしください。


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更新日:2024年12月12日