「橿原市公園施設長寿命化計画」について

更新日:2023年03月28日

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公園施設長寿命化計画とは

 現在、橿原市には約250の公園がありますが、他のインフラと同様に老朽化が進行しており、維持管理費が増大しています。
 厳しい財政状況が続く中、橿原市では平成25年度から、公園施設の計画的な維持管理・公園利用者の安全確保・トータルコストの縮減・予算の平準化などに取り組むために「橿原市公園施設長寿命化計画」を策定し、適切な維持管理に取り組んでいます。

具体的な取り組み

 公園施設を予防保全型管理、事後保全型管理に分類し、それぞれに応じた維持管理を行い、維持管理に要するトータルコストの縮減を図ります。

予防保全型管理

劣化・損傷を予防的に防止する処置により、施設を長持ちさせることで、ライフサイクルコストの縮減を図ることのできる施設。ただし、安全確保の観点から、ライフサイクルコストの縮減効果の有無に関わらず、遊具は予防保全型管理を行っています。
(例)体育館などの大規模建築物、遊具、照明灯、休憩施設など

事後保全型管理

機能しなくなった段階で更新を行う施設。
(例)舗装やベンチをはじめ比較的整備コストの低い施設など公園施設の大部分

予防保全型管理施設の健全度調査結果

 予防保全型管理施設を対象に行った健全度調査結果は下記のとおりです。健全度調査でD判定となった施設は使用禁止の措置を取り、修繕、更新を進めています。C判定の遊具についても、計画的に修繕・更新を進めていきます。

予防保全型管理施設の健全度調査結果の図とグラフ

健全度A

  • 全体的に健全である。
  • 緊急の補修の必要はないため、日常の維持保全で管理するもの。

健全度B

  • 全体的に健全だが、部分的に劣化が進行している。
  • 緊急の補修の必要性はないが、維持保全での管理の中で、劣化部分について定期的な観察が必要なもの。

健全度C

  • 全体的に劣化が進行している。
  • 現時点では重大な事故につながらないが、利用し続けるためには部分的な補修、もしくは更新が必要なもの。

健全度D

  • 全体的に顕著な劣化である。
  • 重大な事故につながる恐れがあり、公園施設の利用禁止あるいは、緊急な補修、もしくは更新が必要とされるもの。

市民の方へのお願い

 橿原市では、日常点検・定期点検・保守および修繕などの日常的な管理を実施していますが、公園利用時に施設の異常等を発見された場合は、下記問い合わせ先までご連絡ください。

この記事に関するお問い合わせ先

公園緑地景観課
奈良県橿原市八木町1-1-18(市役所本庁舎)
電話:0744-47-3516
お問い合わせフォーム

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