こんな時どうする?~乳児期あるある~
妊娠中の方から乳児を子育て中の方へ、育児についての知識やコラムを随時あげていきます。
SNS等で情報があふれる中での子育ては、どの情報があっているの?と迷われることもあるかと思います。
そんな時にお役立ていただけたらと思います。
お電話やご来庁でも、お話を聴かせてください。
乳児期
だれかに気持ちを話したい時や気になることがある時にお電話やご来庁をおまちしています
- 場所:こども家庭課(分庁舎2階、内膳町1丁目1-60)
- 電話:子ども家庭相談ダイヤル 0744-23-8331
- 時間:8時30分~17時 月曜~金曜(年末年始・祝日除く)
乳児期の受診のタイミングについて
- 38度以上の熱
- 頻回に吐く・血や緑・茶色などいつもと違うものが混じっている
- 下痢でうんちに血などいつもと違うものが混じっている
- 便秘が数日続く
- 一日中泣き止む時間がほとんどない
- 声かけに反応しない・笑わないなど反応が少ない
- 体重が増えない
など
事故の予防~赤ちゃんの目の高さで家の中を点検しましょう~
赤ちゃんが動けるようになると、家の中での事故も起きやすくなりますが、周りの大人のちょっとした気配りや対策で防げることも多いです。
事故対策のポイント・救急車を呼んだり受診をしたらよいか迷った時の相談先は『事故防止チラシ』をご覧ください。
乳児期のしつもん箱
寝るリズムが整わない
- 3か月を過ぎるとだんだん朝寝・昼寝の時間が整ってきますが個人差があります。
- 3か月ごろになると夜はパジャマに着替える等時間のリズムをつくりましょう。
ぎゃん泣きする!
- 2,3か月になると、お腹がすいたなどの生理的欲求以外でも泣くようになります。
- 不快時に泣けば、それを解消してくれるパパやママの存在に気づきます。
- 眠たくても眠れない・抱っこされて安心したい時などにも泣きます。
- 「黄昏泣き・夕暮れ泣き」と言われる夕方に何をしても泣き止まない状態は徐々に落ち着いていきます。
ぎゃん泣きをしたら
- 抱っこ
- スイングラックなどで優しく揺らす
- お腹の環境をまねる
(おくるみで包む・血管のシーっと流れる音に近い音を聴かせる・ビニール袋をグシャグシャして聴かせる)
(注意)おくるみで包む時は、赤ちゃんの脚の形そのままに(M字の形)脚がM字の自然な状態でなく、無理に両太ももをくっつけた状態で包むと股関節脱臼になる恐れがあります。 - 違う部屋や外出・マッサージや入浴など環境をかえる。
首がすわるってどんな状態?
- 縦抱きをした時に、首を支えなくても頭がぐらつかない状態です。
- 一般的に3か月をすぎると、ぐらぐらしにくくなってきます。
まだセックスしたくない!
- 1か月健診で医師からOKがでればセックスはできますが、育児で疲れ、そんな気分になれない時はパパに伝えて。
- 生理再開前に妊娠した方もいますので、家族計画も考えてくださいね。
いつからパンツ型おむつ?
- 足をバタバタ、おむつ替えが大変になる6か月頃に切り替える方が多いです。
- テープ型に比べコストが高いので、テープ・パンツ両方を併用する方もいます。
寝返りしてうつぶせで寝ます。毎回仰向けに戻す?
- 寝返りができるようになれば、好きな姿勢で寝てOKです。
- 顔が埋もれない(窒息しない)ようにシーツはたるませず、顔は横に向けるようにしましょう。
- 枕は使わないようにしましょう。
ミルクだけで夏場、水分補給大丈夫?
離乳食が始まるまで、母乳やミルクだけで基本的には大丈夫です。
フォローアップミルクって必要?
- 乳製品や魚・肉・大豆製品や鉄分を多く含む食材をしっかり食べていれば、飲ませる必要はありません。
- 離乳食が進まない場合には活用するのもひとつです。
- 料理の素材としても使えます。
哺乳瓶っていつまで消毒?
- 6か月ごろまでが目安です。
- 一般的に6か月を過ぎた頃に十分な免疫力がつくと考えられています。
赤ちゃんとあそぶ
1~2か月児~お外の光や空気・お世話時のスキンシップ・赤ちゃんがじーっと景色や物をみるのもよい刺激です~
- お外をみせる。室内からでもOK、日の光・風・様々な音…自然な優しさがいい刺激になります。
- 赤色など明るい色のおもちゃや音の鳴るおもちゃをゆっくり振り、見せる。
- おむつ替え時も軽く足をさすったり、軽くのびさせたりでスキンシップ。
- お腹に大人の口をあて、ぶぶーっと音をだして息をふきかける。
2~3か月児~大人と赤ちゃんのお互いの反応をみながら・お風呂も楽しく・遊びの中で手足を動かす~
- 「いない、いない、ばぁ!」リズムをかえたり、表情をかえたりで長い時期あそべます。
- 赤ちゃんと手をつないで歌ったり、手遊び。
- お風呂の時に大人の手で水面を軽くぽんぽんとしたり、ちゃぷちゃぷさせる。
3~4か月児~ふれあい遊びでスキンシップ・体全体をやさしく動かせるように~
- 首がしっかりしたら、激しくない「たかい、たかい!」赤ちゃんの脇をしっかり支え、大人の顔の位置まで上げます。
(注意)赤ちゃんの身体を過度に揺らすと、赤ちゃんの脳が衝撃を受け脳内出血など起こす恐れがあるので、気をつけてください。 - 絵本は、音のでる本やリズミカルな言葉“トントントン”などがあると面白さを感じます。
- お散歩では、大人が見たものを声にだしたり(“いいお天気だね”など)しましょう。
- タオルを握らせる(手をのばしたら届きそうなところからタオルをみせ、自分で握られると喜びます。
4~5か月児~聴いて触ってと五感への刺激で感覚を育てる・一人遊びも大切な時間です~
- カーテンを使って「いない、いない、ばぁ!」
- 手の届きそうな所にガラガラなど置き、手を伸ばしてつかむができると喜びます。一人遊びは見守って。
- 危険のないものを触って、聴いて(レジ袋のカシャカシャした音や積み木の感触など、手に握らせたり、ほっぺにあてたり)
- 大人のお膝の上も遊び場(脇をもってピョンピョンとたたせたり)
5~6か月児~大人とのやりとり・自分の体の一部分を使った遊び・外遊びに興味のアンテナ全開です~
- お散歩では、葉っぱに触れたり、滑り台の途中に体を支えて座らせたりして、いつもと景色を変えたり、触れたりしましょう。
- 寝返りができるように、取れそうで取れない所におもちゃを置き、取ろうと体を動かすのもよいでしょう。
- 大人や赤ちゃんが話している時に手を口にあて「あわわわわ」とするのも喜ぶでしょう。
乳児期あるある 先輩ママの体験談
- 「抱っこで腱鞘炎に。湿布してましになったと思ってたら、使用後に日光あびてヒフがただれて大変だった。」
- 「いつまで続くのよ。この夜泣き。夜になるのが憂鬱でした。」
- 「赤ちゃんを家族にあずけ、ちょこっとコンビニ行くだけで気分転換になりました。」
⇒赤ちゃんを預け、ママの時間をもつことでリフレッシュでき、また楽しく育児ができるので、リフレッシュも大切です。 - 「休みたいのに子どもが寝てくれず。車に乗って子どもを寝かせ、駐車場で車を止め一緒に昼寝をした。」
⇒チャイルドシートに座りっぱなしは熱がこもり暑い時もあります。こまめに赤ちゃんの状態を確認しましょう。 - 「絵本を赤ちゃんとみると、私の方が癒されてました。」
- 「毎日お散歩行かなくっちゃとノルマみたいに思って、友達に毎日行ってないと聞き、気が楽に。」
⇒気候やママの体調・気分もあるので、散歩もできる範囲でもちろん大丈夫です。 - 「なんでも口に入れるから、スマホが壊れた!どんどん手が届く範囲が増えるしあなどれない赤ちゃん!」
⇒昨日は届かなかった所に届くように!赤ちゃんの目線で危険物がないかのチェックもしましょう。 - 「俺のことみてくれへんやん。赤ちゃんばかりみてる。」とパパに言われたけど、あたりまえやん、かわいいし、見とかな心配やん。
- パパは自分のこと大人だからできるでしょ?!」
⇒赤ちゃんができてパパもママも赤ちゃん中心の生活へ…夫婦の会話も赤ちゃんのことがメインになりがちですが、お互いの話もして - お互いいたわりあいましょう。
- パパより「帰宅後だけの短い時間でもギャン泣きされたら、もうお手上げ!って思うのに一日中、育児ありがとう。」
(補足)こども家庭課では、すこやか子ども相談(分庁舎2階で開催)にて、妊娠中の相談・お子さんの発達や育児の相談・離乳食の相談などをしていただけます。
奈良県助産師会のホームページ(外部リンク)にも妊産婦さん向けの情報があるのでご参照ください。
この記事に関するお問い合わせ先
こども家庭課
奈良県橿原市内膳町1-1-60(市役所分庁舎)
電話:0744-47-3707
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更新日:2024年04月01日