みんなが自分らしく~性の多様性LGBTQについて知ろう!~

更新日:2023年03月28日

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LGBTQの説明。L(レズビアン。同性を好きな女性。)G(ゲイ。同性を好きな男性。)B(バイセクシュアル。同性にも異性にも魅かれる人。)T(トランスジェンダー。出生時と異なる性別で生きる人。)Q(クエスチョニング。わからない、決めつけない。)X(エックスジェンダー。女か男のどちらかと認識しない人。)A(アセクシュアル。性的対象がない人。)

LGBTQ用語説明

性のありようは多様的です

私たちの社会は、性別が「女性」か「男性」だけで、また異性を好きになることを前提として制度や仕組みがつくられてきました。
しかし、それだけで本当にすべての人が ”自分らしく” 生きられているのでしょうか。

では「性別」っていったい何でしょうか?男性?女性?何で決めるの?
見た目なの?身体?もしくは心の中?好きになるのは異性だけ?
人は、見た目、身体、心の性別、好きになる性別が必ず一致しているとは限りません。

私たちが住む橿原市でも、同性を好きになる人、同性も異性も好きになる人、からだの性別に違和感がある人、など「性的マイノリティ(少数派)」や「LGBTQ」等といわれる人たちが、一緒に暮らしています。

まずは、性的マイノリティやLGBTQについて知っていきましょう。

自分のことを言えずに暮らしている

性的マイノリティの人たちの多くは、学校や職場、家族や友達にも自分のことを言えずに暮らしています。
「いじめや差別にあうのではないか」「親は悲しむのではないか」「周りに受け入れてもらえないのではないか」と不安に思っているからです。
「私は性的マイノリティの人に出会ったことがない・・・」のではなく、「存在に気づいていなかった」だけなのです。

自分から自分自身のことを他人に伝えることをカミングアウトといいますが、そうではなく、心無い人から本人の許可なく性的マイノリティであることを暴露されること(【アウティング】といいます)によって深く傷つけられて、不登校になったり、自殺を考える人もいます。
心無い行動で人を傷つけないよう、性的マイノリティの人たちは、どういったことで困っているのかに気づいてください。

こんなことに困っているよ

LGBTQの困りごとのイメージ。当事者の声を紹介しています。

(イラスト説明)当事者の声

「トイレに行きたくても我慢している」

「性別欄の男か女の二択にずっと困惑している」

「女みたいな話し方とからかわれた」

「僕っておかしいのかな?」

「僕には彼氏がいる。彼女はできた?と聞かれると気まずい」

性的マイノリティの人たちの困りごと

困りごと一覧
心と身体の性別が違う場合 同性が好きな場合
トイレが困る 結婚できない
自分らしい性別で制服を着ることができない 家族として扱われない
身分証と見た目の性別が一致せず疑われる 福利厚生や家族としての保障や制度が受けられない
身体の性別で扱われてしまう 彼氏は?彼女は?と聞かれる

 

嫌だったこと、つらかったこと、悩み

  • ホモ、レズ、オカマ、キモイと言われた
  • いじめられた、からかわれた
  • 男らしくしろ、女らしくしろと言われた
  • 人と深く付き合えない、誰にも言えない
  • 将来への希望が持てない

みんなが自分らしく暮らせる社会のためには

橿原市の取り組みとして、申請書の性別記入欄の廃止や、市民講座、広報および、ホームページにて啓発活動をしています。
今後も ” 私らしさ ” ” あなたらしさ ” を大切に、みんなが 自分らしく暮らせる社会を目指して取り組んでいきます。

決めつけないで

思い込みや、性別、見た目だけで決めつけていませんか。

否定しないで

多様性を尊重しよう。

関心を持って

知ることから始めましょう。

性の多様性について リーフレットを配布しています

性の多様性についてリーフレット

この記事に関するお問い合わせ先

人権政策課
奈良県橿原市内膳町1-6-8(かしはらナビプラザ)
電話:0744-21-1090
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