絵で見る人権

更新日:2023年03月28日

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あっ!このマークは?!

あっ!このマークは?!と書かれた人権に関するマークのポスター

あっ!このマークは?!
皆さんはご存知でしょうか?

  • 国際シンボルマーク
    車いす使用者だけを示すものではありません。
    すべての障がいのある人々が利用できる建築物や施設、公共輸送機関であることを明確に示す、全世界共通のマークです。
  • ほじょ犬マーク
    ほじょ犬はペットではなく大切なパートナー
    「身体障害者補助犬法」により、公共施設や公共機関だけでなく、デパートやスーパー、ホテル、飲食店などの一般的な施設でもほじょ犬(盲導犬、介護犬、聴導犬)を同伴して利用できます。
  • 車に表示する身体障害者標識(障害者マーク)
    ドライバーの皆さん、やさしい心遣いを
    このマークは、初心者マークや高齢者マークと同じように、肢体不自由の人が車を運転する際、周囲の人々に安全運転を呼びかけています。
  • レッドリボン(赤いリボン)
    エイズに苦しむ人を差別しないというメッセージ
    レッドリボンは、いわば「HIV感染者やエイズ患者を差別しない、偏見を持たない」という明確な意思表示です。
  • 耳のシンボルマーク
    耳が不自由な方に対し、ごく自然に接するために
    このマークは、耳が聞こえない、聞きづらい人が、周囲から誤解や不利益をこうむらないように定められています。

福祉から人権へ

「福祉から人権へ」男の人が妊婦さんに席を譲っているポスター

「お年寄りや身体の不自由な人に、皆さんの温かなご協力をお願いします」とアナウンスしているシルバーシート。
公共交通機関の各社と障がい者団体の会合で、「あのー『温かな』は要らないんじゃない」と発言したら、
参加したA鉄道は「皆さんのご協力を…」と、すぐ改めた。
やがて、A鉄道はシルバーシートも廃止に踏み切った。
「すべての座席がそうあってほしいから」と。

犬も食わない?!

犬も食わない?!と書かれていて男の人と女の人が喧嘩しているポスター

久しぶりに激しい夫婦ゲンカになって頭の中が真っ白。
「古い話まで持ち出して。だから女はいやなんだよ、ねっちこくて」
「なによ、あんたこそグチグチ言って。男らしくないわね」
「なにィ、『男らしく』って何だよ。ふだん男女平等って言ってるくせに」
「あ~ら、『女はねっちこい』って言ったの誰よ。決めつけないで!」
あ~ぁ、下火になりかかったケンカが再燃し始めた。

女らしくって何?男らしくって何?

名前は、その人の人格

名前は、その人の人格と書かれていておじいちゃんとおばあちゃんのポスター

ゆっくり、危なっかしく歩いている白髪の人に出会って、
「おじいちゃん、だいじょうぶですかぁ」
と声をかけた(親切のつもりで)。
「どなたですか?私を『おじいちゃん』と呼ぶなんて…」
と言われてドキッ。
また別の日、近所の年配の女性に「おばあさん、お元気?」
と声をかけてしまった。
「わたしは山本良子です」と、きっぱり言われて、
「週一回来てくれるヘルパーの田中さんは、
おばあさんじゃなくて『山本さん』って呼んでくれてるわ」と、
ニッコリ笑われた。

違いが見えない

違いが見えないと書かれていて車いすに乗っている人と立っている人のポスター

街角で車椅子の青年に出会って、
「車いす、押しましょうか?」と話しかけたら、
「おー、ありがとう。この坂は急だから助かったぁ」と。
車いすを押しながら、ちょっと励ましたくなって…
「パラリンピックにでも出ればいいのに」と言ったら、
「じゃあ、あなたもオリンピックをめざしているの?」
と切り返された。
「あっ、そうだよね。障がい者は頑張れば
みんなパラリンピックに、と思ってた」
「人は誰でも得手、不得手があって、いろいろなんですよ」

あ~差別は根が深い

あ~差別は根が深いと書かれていて新郎新婦のポスター

「人間はみな平等や。俺は絶対に人を差別せん」と豪語している友がいた。
二人きょうだいの姉に結婚話が…
幸せを願った彼は、相手の身元調査に奔走したそうな。
「家柄は?」「親の仕事は?」と。
ある家の玄関の「身元調査お断り」のステッカーに、ハッと我に返ってという。
「思わずやっちゃった。頭と体は別だったんだよね」と言った。

やさしい街づくり

やさしい街づくりと書かれていて日本人と外国人のポスター

地図を広げて道を探している外国人が声をかけてきた。
「Can you speak English?」(英語話せますか?)
英語の苦手な私は「オー、ノー!」と逃げ出した。
そんな私の背中に
「日本語、少しできます」と言う彼の声が…
初めて日本に来た人たちに分かりやすい街にしたいなぁ。

わたしにあった まだあった こんなこと!

わたしにあった、まだあった、こんなこと!と書かれていて子供3人のポスター

こんな考え方などは、打ち返してしまいましょう。

  • 「しっかり勉強しないと、ろくな仕事に就けませんよ。」
    と言い聞かせる親。
    社会の中で働くことの尊さは…
  • 「女のくせに…。」よく聞く言葉です。
    女性の能力や人権の尊重は…
  • 障がいのある人を、じりじり見たり、避けたりしていませんか。
    人間の尊さとふれあいは…」
  • 「年寄りは口を出すな…。」と言うことはありませんか。
    家族や社会を築いた努力と経験は…
  • 「あそこの家柄は…。」とか「よそ者のくせに…。」こんなことを耳にします。
    因縁や偏見が差別をささえるのでは…
  • 「人が笑いますよ。」「人が見ていますよ。」と言う親。
    世間体より自らの努力の問題では…

ジェンダー・チェック

ジェンダー・チェックと書かれていて男女共同参画度チェックのポスター

「男女平等?そんなことわかってるよ」と思っていても、客観的に見ると実はまだまだだったりするもの。自分では気づかない、あなたの心の「男女共同参画度」をチェックしてみませんか?

この記事に関するお問い合わせ先

人権政策課
奈良県橿原市内膳町1-6-8(かしはらナビプラザ)
電話:0744-21-1090
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