発電設備の紹介
クリーンセンターかしはらで発電を行っていることは、ご存知でしょうか?
市民の皆さんが出された可燃ごみは、クリーンセンターかしはらで焼却をしています。そのときに発生する熱で蒸気をつくり(ボイラ)、その力を利用して蒸気タービンと発電機を回して発電を行っています。ごみを燃料に発電をしていることから、これを廃棄物発電といいます。また、発電以外にも蒸気を利用してお湯を沸かし、場内や隣接するシルクの杜への給湯も行っており、ごみを燃やした熱を有効利用しています。


ボイラは各炉に1基設置(計3基)

蒸気タービン(左奥)と発電機(右手前)
クリーンセンターかしはらで発電した電力は、施設に必要な電力として使用し、余った電力は電気事業者に売却しています。また、平成25年1月には「再生可能エネルギーの固定買取制度」におけるバイオマス発電設備として認定を受け、地球温暖化対策や廃棄物の再利用に繋がる循環型社会の構築に大きく寄与しています。
(補足)バイオマスとは、家畜排せつ物や生ゴミ、木くずなどの動植物から生まれた再生可能な有機性資源のことをいう(農林水産省のホームページより抜粋)
令和6年度 電力実績
電力量[キロワット時]
発電電力量
18,889,240
受電電力量
630,355
売電電力量
9,077,810
自家消費電力量
10,441,785
発電電力量を一世帯あたりの年間電力消費量に換算すると、約6,350世帯分に相当します。(『原子力・エネルギー図面集 1-2-13 一世帯あたりの電力消費量の推移』より算出)
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この記事に関するお問い合わせ先
環境施設課
奈良県橿原市川西町1038-2(クリーンセンターかしはら)
電話:0744-27-7757
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更新日:2024年04月30日