海外宝くじが当選したと通知が届いた
「当選しました」「懸賞金が当たった」などと特別な優位性を強調して呼び寄せ、高額な商品を売りつけたり、当たった懸賞金を受け取るための申し込み料などを要求する手口があります。
事例
海外宝くじが当選したかのようなダイレクトメールが届き、期限内に数万円を入金し申し込みをしないと権利がなくなると書いてあった。申請するには、入金のほかに、申込書に銀行の口座番号を記入することになっている。大丈夫だろうか?
コメント
まず、国内での海外宝くじの取引は、違法行為になるので、絶対に申し込んではいけないことになっています。この事例で届いたDMを読んでいると、あたかも海外宝くじに当選したかのような文面になっていますが、注意して読んでみると実際に当選しているわけではなく、海外宝くじの申込みをさせるための手紙であることが分かります。
日本国内での海外宝くじの販売、取次ぎ、授受は刑法187条で禁止されています。最近は、インターネットを利用した海外宝くじ勧誘の手口もでてきましたが、海外宝くじを国内の業者から購入することはもちろんのこと、海外からのDMやインターネットで購入した場合も、行為を日本国内で行えば、法律違反となり処罰の対象となります。
また、参加申込書にクレジットカード番号を記入して返送した場合、カード会社からの請求が止まらなくなる等のトラブルに発展することがあります。クレジットカードの番号などの個人情報を安易に相手方に提供しないようにし、海外宝くじは絶対に申し込まないようにしましょう。
応募していないものに当選することはないので、覚えがなければ無視をしてください。また、高齢者に送られてくるこの事例のようなダイレクトメールには、家族など周りの方々のさりげない関心で未然に防ぐことができます。
うますぎる話にはご注意を!
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更新日:2023年03月28日