道路で遊んでいませんか?道路遊びは思わぬ交通事故や近隣トラブルの原因になるかもしれません

更新日:2023年03月28日

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近年、道路を占領して遊び場所にするなどして、交通事故や近隣トラブルの原因となる事案が全国的に問題になっています。
道路は遊び場所ではありません。家族や周囲で注意を呼びかけあって、道路遊びをなくしましょう。

交通量の少ない道路でも危険です

住宅街の中など、交通量が少ない道路だからといって油断していると、思わぬ事故に遭うかもしれません。

「子供の視野は大人の視野に比べて狭い」ということをご存じですか?
一般に、子供は横方向への視野が狭く、大人の約60パーセントくらいの視野角しかないと言われています。
ボール遊びや自転車遊びなど、夢中になっていると、周りへの注意がおろそかになります。
自動車が急に飛び出してきても、気が付かないかもしれません。

また、近年静粛性に優れた自動車が普及していますが、
騒いで遊んでいたりすると、車の音が聞こえず、接近に気が付かないことも起こります。

反対に、自動車の運転席からは見えない角度(死角)があり、小さい子供は死角にすっぽり隠れてしまい見えなくなることがあります。

子供も自動車の運転手も、お互いに気が付かない要素が多くあり、道路遊びはそれらが重なりやすく、
交通事故の原因になってしまいます。

道路は、自動車やバイク、自転車や人が通る場所で、遊び場所ではありません。
誰もが安全に利用できるようにするため、いつでも気を付けなければいけない公共の場所です。
家族や大切な人が交通事故に遭ってしまう前に、道路遊びは絶対にやめましょう。

「遊んでいるだけ」が迷惑行為になるかもしれません

生活道路上で、スケートボードや自転車といった遊具で遊んだり、鬼ごっこやボール遊びなど、
道路遊びをすると、騒音(子供たちの大声など)や器物損壊(車にボールを当てる、樹木の損傷など)、
また、他人の敷地への不法侵入(ボールを無断で拾いにくるなど)といった迷惑行為につながり、
不特定多数の人にとって、道路交通上だけでなく、生活上でも大きな支障をもたらすことになります。

住宅街の中は建物が反響して、物音が大きく広がりやすい特性があります。
近くで遊んでいるだけの声が、人によっては騒音だと感じられてしまうかもしれません。

道路遊びによる騒音などの迷惑行為のために、体調に悪影響を及ぼし、生活を続けられず、
転居を余儀なくされるケースも発生しています。

遊んで騒いでいる子供たちだけでなく、
道路上で子ども遊ばせる行為をした保護者も迷惑行為をしている当事者になってしまいます。
「子供がやったことだから」では済まされない、大きな近隣トラブルに発展してしまうかもしれません。

ただ「遊んでいるだけ」が、周囲の人にとって迷惑行為になっていないかよく考えてみてください。
そして、迷惑行為になったり繋がったりする道路遊びは、絶対にやめましょう。

もしも度を越えた騒音などで迷惑行為を受けられた場合は、橿原市で設けている法律相談窓口か、
または橿原警察署(0744-23-0110)にご相談ください。

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この記事に関するお問い合わせ先

都市計画課
奈良県橿原市東竹田町1-1(リサイクルプラザ「リサイクル館かしはら」)
電話:0744-47-3549
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