市内の犯罪情報
市内の犯罪情勢をお知らせしています。随時発信される情報を把握し、犯罪被害にあわないよう注意することが大切です。
犯罪発生状況(概数)
年 | 全刑法犯 | 前年比(増減数) | 人口千人当り | 殺人・傷害・暴行 | 強盗 | 侵入窃盗(住宅・事業所) | ひったくり | 車上・部品・自販機ねらい | オートバイ盗・自動車、自転車盗 | 特殊詐欺【振り込め詐欺など】 |
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平成30年 | 988 | -185 | 8.05 | 56 | 0 | 42 | 2 | 83 | 214 | 9 |
平成29年 | 1173 | -3 | 9.45 | 54 | 3 | 61 | 17 | 149 | 248 | 12 |
平成28年 | 1176 | -210 | 9.48 | 53 | 0 | 56 | 1 | 127 | 275 | 12 |
平成27年 | 1386 | -132 | 11.07 | 73 | 2 | 51 | 7 | 113 | 355 | 4 |
平成26年 | 1518 | -34 | 12.10 | 76 | 0 | 77 | 1 | 165 | 384 | 7 |
身近な犯罪から身を守りましょう
橿原市内で発生している犯罪で比率が高いのは、窃盗犯、車上ねらい、オートバイ・自転車盗です。日常生活の中で、犯罪被害に遭わないようにするためには、特にこれらの被害に遭わないような対策が重要です。 窃盗は、侵入盗(空き巣、事務所荒しなど)、乗物盗(自転車盗、自動車盗など)、非侵入盗(すり、ひったくり、車上ねらいなど)の3つに分類することができ、それぞれ注意する点が異なります。また、電話やはがき、封書、電子メールなどで相手をだます「振り込め詐欺」など、窃盗以外にも、被害に遭わないように普段から気をつけなければならない犯罪があります。 これらの犯罪は、日常生活の中で、被害に遭わないよう常に意識し、ちょっとしたことに気をつけることで、その多くを防ぐことができます。普段どのようなことに気をつけ、犯罪から身を守るべきかを具体的にご紹介します。皆さんも、できることから取り組んでみましょう。
犯罪対策
侵入窃盗(空き巣・忍び込みなど)

空き巣は、家人などが不在の住宅の屋内に侵入して金品を盗む犯罪です。窓ガラスを破って屋内に侵入する手口が最も多いとされており、鍵の掛け忘れで侵入されたケースも少なくはありません。日ごろから、「自分の財産は自分で守る」といった防犯意識を高め、防止対策を進めましょう。

泥棒は「地域の目、視線」を嫌います。「おはよう!」「こんにちは!」「何か用ですか?」など、声をかけるなどし、不審な動きをしている人を見たら、一声かける、または交番などに通報しましょう。
ひったくり

ひったくりは、オートバイ(ミニバイク)に乗って、後方から近づき、追い抜き際にバックなどをひったくる犯罪です。オートバイのほかには、自動車、自転車、徒歩によるものもあります。被害者は女性が多く、買い物や会社の帰り、金融機関から出てきたところを狙われています・。また、夕方から深夜にかけて人通りが少なく、薄暗い路上での犯行が多い傾向にあります。ひったくられた際に転倒することもあるので注意が必要です。
- 明るく人通りの多いところを通る。
- 徒歩の場合、バッグなどは車道側に持たず、建物側・壁側に持つか、体の前に抱えて持つ。自転車の場合は、かごに「ひったくり防止カバー」などを装着する。
- 二人乗り、無灯火などのバイクや自転車が近づいてきたら、警戒する。
ひったくりは、ちょっとした注意や自己防衛意識を持つことで防ぐことができるので、日ごろから意識しましょう。
車上ねらい
車上ねらいは、車内などにある金品を盗む犯罪です。道具を使用してカギを壊したり、石やハンマーなどでガラスを割って犯行におよびます。
- 車から離れるときは、わずかな時間でも着実にドアロックをする。
- 車内に貴重品やバッグを置かない。
- センサーやアラームなどの盗難防止装置を活用するのも有効です。


オートバイ盗・自転車盗
乗物盗は、私たちの身近で最も多く発生している犯罪です。特に自転車盗の場合は、無施錠で停めていることが原因で盗まれていることが少なくありません。路上に放置駐輪することは、交通ルール上の問題だけでなく、盗難にも遭いやすくなります。路上などに放置せず、駐輪場などを利用しましょう。

- 駐輪時は、必ず鍵をかける。自宅やマンションの駐輪場でも施錠する。
- オートバイから離れるときは、短時間であってもエンジンは確実に抜き、ハンドルロックを忘れない。
- U字ロックやワイヤー錠などで二重にロックする。
- 自転車の盗難登録やオートバイのグッドライダー防犯登録などを行う。
(注意)自転車をとられている人の多くは10歳代の若い方々です。通学のほか、日常生活で自転車を利用する機会も多いと思いますので、しっかり鍵をかけましょう。
振り込め詐欺
振り込め詐欺とは、「オレオレ詐欺」、「架空請求」、「融資保証金請求詐欺」、「還付金等詐欺」の4類型を総称したもので、最近では、新名称として、「お母さん助けて詐欺」が決定したと発表されています。

- オレオレ詐欺とは、電話を利用して子どもや孫、職場の上司などを装い、借金返済や使い込み、妊娠中絶費用など嘘の名目で現金を指定した預貯金口座に振り込ませる、為替を送らせるなどしてだまし取る、または、自宅まで直接現金を受け取りにくるなどの方法で、現金を騙し取る手口をいいます。劇場型といって、犯人グループが警察官や弁護士など役割分担して、だます場合が多くあります。(警察官、弁護士や銀行員などをかたり、被害者宅に赴き、被害者と接触して現金、キャッシュカードなどをだまし取るなどの手交型を含む)

- 架空請求とは、身に覚えのないサービス料金などを電子メールや郵便はがき、封書、電話などで請求して不特定多数の者に対して、現金を口座に振り込ませるなどしてだまし取る詐欺をいいます。有料アダルトサイト番組の利用料や債権に関する支払い請求を装うなど、被害者にとって、人に相談しがたい請求内容であったりして、手口が巧妙化しています。
- 融資保証金詐欺とは、実際に融資する意思がないにもかかわらず、融資する旨の文書などを送付して保証金などの名目で現金を口座に振り込ませるなどしてだまし取る手口をいいます。
- 還付金等詐欺とは、税務署や市区町村の職員などをかたり、医療費や税金等の還付の手続きを装って被害者にATM(現金自動預け払い機)を操作させ、口座間送金により現金を騙し取る手口をいいます。この詐欺も、複数の職員をかたってだます手口(劇場型)が多く見受けられます
振り込め詐欺被害に遭わないために
- おかしいと思ったら、すぐに家族や警察、消費者センターなどに相談する
- かかってきた相手から伝えられた番号には問い合わせをせず、相手側に電話番号や住所、名前などの個人情報は教えない
- 警察が示談の仲介をすることは絶対になく、弁護士や保険会社が事故直後に示談金の振込みを勧めるということもないことを覚えておく
- 自分から名前を告げず、まずは相手に名前を名乗らせる
- 落ち着いて、まず本人に事実を確認する
- 振り込む前に家族や知人に相談する
振り込め詐欺の被害に遭わないためには、その手口を知っておくことが重要です。最新情報をチェックして、振り込め詐欺にだまされないようにしましょう。
困ったとき、被害に遭ったときは、警察などに相談を!
振り込め詐欺などの被害に遭ったときや、被害に遭わなくても不審な電話やメールなどを受け取ったときには、110番通報または最寄りの警察署、消費生活センターなどに相談してください。警察総合相談電話も開設されています。 警察総合相談(電話番号:局番なし#9110)
- (注意)最寄りの都道府県警察署につながります。
- (注意)ダイヤル回線・一部のIP電話で不通の場合は、都道府県警察の相談窓口へご連絡ください。
関連リンク
この記事に関するお問い合わせ先
市民協働課(自治振興・生活安全担当)
奈良県橿原市八木町1-1-18(市役所本庁舎)
電話:0744-47-2638
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更新日:2023年03月28日